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レビューの前にお断りします。
作者さんは後書きもそのまま信じるならば男性です。
そして初出掲載誌の凡そを占める「BOY MEETS BOY」は
男性読者に照準を合わせたショタアンソロジーでした。
男性による男性の為のショタ…と言う部分で少しでも
違和感を感じられるのならば強いて接近なさらない方が
良いでしょう。この本とあなたの為に。
と、こんな大仰な前書きを書いたのには理由があります。
それはこの本に収録された作品には粗筋らしい粗筋が
ないからです。物語の中にエロがあるのではなく、エロの
中に物語らしい部分があるのです。
恐らく現在刊行されたとしたら成人向けマークが付加
されるのではないかと思われます。
ただ、その中にも何か情感として感じられるものはあろうかと
思われます。そう言う部分を探す為に読むのもまた一興で
あるかも知れません。
この本もまた、第一次ショタブームの遺産なのです。
葡萄瓜さんが書かれていることがこの本を的確に表現していると思います。
BLのショタではないです。
エロの中のショタ部門というべき、半ズボンがまぶしい本当のショタ本。
そして男性向けです。
ベーコン巻ウインナーとかごぼう天のようなイチモツ表現がういういしいのに、局部が冥にリアルな表現をされ、しかも修正がかかっていないのは13年前の本だからですが、
自分が女性のせいなのか、あまりいやらしさを感じない。
子供のくせに大人のようなエッチをするのは、逆に子供だからこそありえるんじゃないか?と
そのあけすけな表現はまた潔くて、逆に大人がしたほうがイヤラシサが増すのだと実感するのであります。
きっとイヤラシサでいったらジュネピアスのただのエロマンガのほうがイヤラシイと思うw
以前もショタものを「セックスごっこ」と表現したことがあったのですが、まさに”ごっこ”なのでした。
あとがきによれば作者さん自体にそのような趣味があり、表題における80%が実話という、まさにその趣味を持った人の為の趣味の本といった域なのでしょう。
あ、なんかムショウに井ノ本リカコ本がよみたくなってきたw