二重螺旋【BLCD】

nijyurasen

二重螺旋

二重螺旋
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神43
  • 萌×28
  • 萌4
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
13
得点
262
評価数
59
平均
4.5 / 5
神率
72.9%
著者
イラスト
媒体
CD
作品演出・監督
本田保則
音楽
イマジン
脚本
吉原理恵子
原画・イラスト
円陣闇丸
オリジナル媒体
小説
CD発売会社
ムービック(CD)
シリーズ
二重螺旋
収録時間
70 分
枚数
1 枚
ふろく
ポストカード(ブックレットに書き下ろしSS有り)
フリートーク
なし
発売日
JANコード
4961524183944

あらすじ

血の絆に繋がれて、夜ごと溺れる禁忌の悦楽――。父の不倫から始まった家庭崩壊――中学生の尚人はある日、母と兄・雅紀の情事を立ち聞きしてしまう。「ナオはいい子だから、誰にも言わないよな?」憧れていた自慢の兄に耳元で甘く囁かれ、尚人は兄の背徳の共犯者に…。そして母の死後、奪われたものを取り返すように、雅紀が尚人を求め、尚人は禁忌を誘う兄の腕を拒めずに…!?兄弟相姦と同性愛という二重の禁忌を犯したときから優しくもケダモノになる兄の、激しい独占欲と執着に落ちてしまいそうになる尚人。衝撃のインモラル・ラヴ!!

表題作 二重螺旋

篠宮雅紀 → 三木眞一郎

篠宮尚人 → 緑川光

その他キャラ
篠宮裕太[阪口大助]/ 中野[近藤隆]

レビュー投稿数13

頑張って1作目を聴いて欲しい

レビュー数、レビュー熱がすごい。

近親相姦ものなので、はっきり好みが分かれると思います。
これから始まる雅紀×尚人のプロローグといったところです。

私は久しぶりに1を聴きました。
2以降は鬼リピしてますけど、この1作目がどーにもこーにも苦手で。

初めて聴いたときは、途中でやめました。
母は…無理と思って。
時間をあけ、再挑戦。きつい。気持ち悪い。

2以降は大好きなんだけど、何で?と考えました。
同居家族以外、出てこないんです。
聴いているこちらも逃げ場がないんです。
真正面から禁忌と向き合わないといけない。

きついけど、これを乗り越えれば…あら不思議。雅紀×尚人を受け入れてる自分に気付きます。

とりあえず事の始まりを知るための作品ですので、苦手なら一度聴けば大丈夫。
2以降は吉原作品名物・強烈アタオカキャラ達が楽しませてくれます。
もう、兄弟でも良いよ、って思えてくるくらい、雅紀もなおちゃんも頑張ってる。
不幸がダマになってやってくる篠宮家をひたすら見守るのみになります。

挫けずに、1を聴いてください。

1

なんて健気な…

タイトル通りです〜なんて、、なんて、、、繊細で健気なの…緑川さんのお声ってほんとほわ〜とするというか、でも全然わざとらしくなくて。とにかく全然演技っぽさがなくて入り込めるんですよね、だからこそ「僕が頑張らなくちゃ…」っていう心持ちの尚人がほんと可哀想で泣けます…( ;∀;)
対して三木さんの方は怖すぎる…終始支離滅裂なまーちゃん…他の方も仰っている通り、若干もう少し年齢いってそうな雰囲気ではあるのですが、兄妹っていう設定があるおかげで年齢差とかはそこまで気になりませんでした。
末っ子阪口さんの唐揚げモゴモゴはほんとすごいな〜と思ったし、おっかねー三木さんの声とどうしよう!ってなってる緑川さんのシーンはひたすらゾクゾクしました。こういうのがいいんだよ!!

原作未読なのですが、この先聞いたらなんでお母さんの事を(規制)してたのかとかわかったりするのかな…?

吉原先生の渇愛が大大大好きなので、こういう展開のお話は本当に好きです。私はエロくて甘くてどほほ!!!みたいなお話がそこまで好きじゃないので、そういう人にはお勧めしたいですね。あとは近親相姦が大丈夫な人…(⌒-⌒; )

1

どうせやるならもっとじっくりひとつひとつ

この三木さんはやばいって噂を聞いて購入。
確かにやばかった。
基本優しく話しかけてるだけなのにめっちゃ怖いし、怒るとマジで怖いし三木さん最高だなって思った。
緑川さんの雅紀兄さん呼びからのまーちゃんはとてもいい。健気でかわいかったです。
噂の坂口さんのシーンもほんと苦しそうでよかった。

でも、なんかドロドロで重いって噂だったのですが、なんか、そんなかな?
いや、設定は重いし、演技もいいのに重く感じない。

まず、尚人が雅紀兄さん目の前にするとおびえるけど日常でめっちゃのんきなのが違和感。
もっと苦しんでほしいごめんね、
多少なりとも学校で元気なかったり不安定なまま日常過ごしててくれた方がこっちは気分上がる。

あと、緑川さんめっちゃモノローグ読むけど、あなたの演技で伝わってるから要らないよって思います。
語らなくていいから黙ってバックの声を聴かせてって思う(笑)

何より一番期待してた、雅紀兄さんに一つ一つの逃げ道をふさがれてじわじわ追い詰められるところをモノローグにしてしまってたのが、いやーここの過程が一番の萌えポイントなのでは?原作もこうなんだろうな、もったいない。罠にはまるまでの過程、モノローグで聞く限りとても美味しそうなので何枚に渡ってもいいからひとつひとつ聞きたかった。


でも、三木さんの演技は最高だし、「なお?」は本当にあーすいませんでした服従しますって気にさせられる。緑川さんの「まーちゃん」もとてもいい、あぁ~もっとつらい目に合わせたくなっちゃうってなります。声優さんが良かったからこそもったいない。

2

BGM・効果音に聴きごたえあり!

こちらは原作がとても好きで、ドラマCDの存在を知り数年前に購入しました。久々に聴いても、やっぱり良い。

声優さんの組み合わせも良いのですが、私が毎回ドラマCDで注目するのは効果音。
今回は『足音』に拍手。
屋外や室内を歩く音、階段を駆け上がる音。時と場合にとてもあっていて自然で、BGMや学校帰りの周辺の音なども、ストーリーをより際立たせていました。

欲を言えば、行為シーンで、主に下半身あたりから聴こえる
≪あの≫効果音が欲しかったなあと感じました。でもリップ音はヤバいです。

声優さん
三木さん演じる、雅紀の冷徹感や穏やかな口調なのに有無を言わせない声音。
ささやく声がたまりません。静けさの中にある情熱が滲みでていました。尚人をあやす時のギャップも良い。

尚人を演じる緑川さん。幼さを残す声、雅紀に弄られているときの苦しそうな声、喘ぎ声。いつ聴いても惚れ惚れします。

裕太役の坂口さん。雅紀に唐揚げを押し込められた時の声がやたらリアルで喉の奥に詰まった苦しそうな声に萌えてしまいました。

次に、ブックレットの書き下ろしショートストーリー。
本編ではほとんど出てこない、沙也加主体の内容。
あの場面の裏側では、そんな出来事があったんだね。沙也加の心情が痛いくらいに伝わる内容でした。

初回封入特典のポストカード。私が二重螺旋を知る切っ掛けになった雑誌に載っていたイラストなので、格段良かったです。*CDの裏ジャケットと同じ絵柄。

何年経って聴いても色褪せない一枚だと思います。

7

聞き手もラストに、そそけ立つ

原作未読です。
ガチ兄弟苦手だけど怖いもの見たさで挑戦。

始まりは、昭和を感じる豆腐屋の笛の音、
晩ご飯の支度をしている母と子供達の話し声
そこに父が帰ってきて家族団欒。

ところが、この家族があることをきっかけに崩壊。
荒れたりと、精神に異常をきたしたり、
気持ちの良い話ではないので、好き嫌いは別れるかな。

まだ解らないところは多いけど、ストーリーに段々引き込まれている。
BGMは綺麗、独特で不気味、いろんな意味で印象的。

尚人の気持ちを利用して、関係を持とうと誘導する雅紀に
心から憤り×100をおぼえる。
この手の役も、上手い三木さん本領発揮。爽やかな声がこわい

3

キャスティング決めたスタッフ偉いッ!

全員いいんですけど、特に三木さんがですねー、もう素晴らしいです。
よくぞ、三木さんをキャスティングしてくれた!決めた人偉いっと褒めたたえた程に、三木さんの存在感が大きいのですよ。
話は、吉原さん得意のドロドロ系。
いいなー、こういう話大好き!
近親相姦の背徳感もたっぷりです、一部男女シーンがありますがこれはストーリー上不可欠なので是非、苦手な人もそこはがんばってクリヤしていただきたい。

原作を上手くまとめてるし、繰り返すけどホントに三木さんがいい!
あと緑川さんも一番真っ直ぐな次男役を可愛く、でも可愛すぎない程度に演じてます。
三木さん演じる長男の何を考えてるか読めない部分や、酔って弟を強姦するシーンは普通のBLCDとちょっと違って演出で直接的ではなくて緑川さん声で語られる感じなんだけどここはもう聞き入っちゃいますね。

ライトな恋愛物もいいけど、ここまで濃いかっていうドロドロ系BLCDはなかなか無いと思う。
正直、吉原さんって今の若い人達にとっては一昔前の人って意識があるかもしれないけど、このドロドロストーリーはたまらんのでこの魅力に是非ハマって欲しいですなー。

8

三木神ーーーーーー!!

↑と称えたくなる、それはもう痺れるほど完璧な雅紀兄さんでござりました。本領発揮の三木ボイスをたっぷり堪能。
なんすか、あのエコー台詞乱れ撃ち演出は。鼓膜が犯されたー。脳みそ溶けでるー。思わず鬼リピしちゃったぞw
震えがくるほど甘い声にねっとりとした執着を仄めかせ、優しげな言葉で脅し、決して「NO」を言わせない鬼畜ぶりがぎょわー!(怖わー)
ささやき声で弟を追い込んで絡めとる雅紀兄さんの、精神的な支配ぶりが見事に伝わってきて、ぞくぞくわくわくむんむんしました。

対する、尚人役の緑川さん。
三木さんとは違った方向に甘い声が、これまたたまりまてん。
実の兄にロックオンされてしまった哀れな子羊なる様相が、えっらい萌えます。
逆らいたいのに逆らえず、逃げ出したいのに退路をふさがれ、怯えながら、でもどこか底では兄に甘えている感じが実にお上手です。
甘ったるく掠れる高音の喘ぎもまさに鳴くって表現にぴったり。げへげへ。
三木さんの甘い言葉責めに腰砕けになりつつ、オラもこの子犯したいぃー!と緑川さんの鳴き声に鼻息荒くなる自分。どっちに興奮していいやらで萌え感知器がオーバーヒートです。
ただ一つ残念だったのは、「まーちゃん」と呼んでいる身内がいるもので、尚が「まーちゃん」と連呼するたんびにその身内の顔が浮かんでちょいちょい微妙な気持ちになってしまった。ちくそー。

原作シリーズではやや苦手なモノローグですが、CDでは状況説明と心情描写をほどよく提供してくれながら上手くストーリー進行を担っていて、物語がより立体的・魅力的になっている気がします。スバラシイ!
吉原さんのくどさってドラマ映えするというか、愛憎もの、執着ものを書かせたら右にでるものはいないかも。脚本上手いなぁ。

背徳という名の蜜の味は、不道徳であればあるほど甘さを増してゆく…
兄弟もの、特に兄×弟が好きな方なら四の五の言わずに聞きなされ、生唾ものですぞ。とためらっていたかつての自分に言いたい。
あと全国の「なお」さん」は必聴!
お母様、なにゆえ「なお」が付く名前にしてくれなかったの。

14

原作 未読です!

キャスト三木さんと緑川さんと知り 飛びついてしまいました!
原作はまだ未読! なにしろ大御所 吉原理恵子先生の長編ですので 読むとなると ちょっと気力がいるのですvv 簡単に読みたくない! じっくり読みたいv でも ちょっとキャストの魅力に惹かれてCDで・・・ 聴かせていただきました!! この作品が2002年のCDですので最近の作品に比べれば エロさはちょっと控えめのような気がします でも8年前のCDと考えれば十分エロいでしょうvv 
 で ストーリーですが・・・・私 完全近親もの 苦手なのです まだ血族でないなら 前々OKなのですが このCDのみでは全ストーリーを図ることは出来ませんが 聞く限り 雅紀は実の母とも関係して 実の弟って!!なんで 尚はその状況を受け入れられたの!! 末の弟の訴えに まさしく そうだ!!と カナルイヤホンで聞きながら 呟いてしまいました(^^;)三木さんの演技力 弟を呼ぶ声には ゾクゾク・びりびりvv 緑川光さんの家族にすがる心の声もタマリマセンvv でも近親もの!! 趣味じゃないと中立を葛藤した結果 キャストの演技力とCDなので 中立!!
 吉原理恵子先生の作品は原作読まないとダメですね いくら近親ものが苦手といっても 奥が深いので浅い段階では評価しずらいですねv       

2

主役のお2人、素晴らしすぎる!

「二重螺旋」タイトルの原点がここにあります。
家族の気持ちを必死で繋ぎ止めようとる健気な尚人(緑川さん)
兄との関係に苦悩する尚人・・・ためいき1つにも魂が入っていると思います!
そして何より、このCDでは雅紀(三木さん)の鬼畜ぶりが
遺憾なく発揮されクライマックスは鳥肌がたつことは必至です。
原作者の吉原先生が脚本を担当されただけあって
台詞、SE、BGM文句ありません!つけようがありません!
はっきり言って3000円は安いです!
私にとってBLCDの原点と言っても過言ではない
神×1000!あげたい作品です。

10

「優しいのにこわい」というか「優しいからこわい」。

個人的なことですが、最初この作品を聞いたのがこの世界に戻ってきて初期の頃で。
キャスト買いしたわけですが、それまでにいた世界がぬるかったせいか正直しんどくて。
最後まで聞くには聞いたのですが、長らく放置してしまいました。
改めて聞いてみたくなって聞いたらなかなか面白かったのです。
何故なら、私、ちょっとくらいしんどいのの方が好きだって気付いたから!(爆)
甘いお話よりもちょっとくらいドロドロしてるものの方が好きです。

ま、これはこれで独特の作品ではあると思うのだけれども。
平和だった頃はすごく穏やかな良いお兄ちゃんに見えた雅紀がだんだんこわいお兄さんになっていきます。
弟の尚人に対する執着がハンパなくて、最初は酒のせいもありましたが無理矢理やっちゃうしね。
その後も優しい口調で脅迫するというか…。
「嫌がることはしないよ」って言いながら「でも、出て行っちゃうかも」みたいなことを言ってみたりして。
その辺の三木さんの匙加減が絶妙で。
「優しいのにこわい」というか「優しいからこわい」みたいな。
熱い炎じゃなくて冷徹な炎って感じというか…。
それもこれもみんな尚人のことが好きで、途中でそのことに開き直っちゃった部分もあるからなんだけども。
どうしても手離せないものがあるから、それ以外に対してはぞんざいだし、尚人を傷付ける者に対しては容赦ないというか。
最初の方の裕太のから揚げの件は本気でこわかったし。
そして、そんな三木さんを受けて立つ緑川さんがまたステキでした。
必死に拒むのに拒みきれない感じとか、苦しそうな感じとか。
えちシーンが思いのほか好印象でした。

きっと原作も面白いんだろうなとは思うんだけども、今回は音になった迫力みたいなのがあったんじゃないかと思う。
雅紀の感情の温度みたいなのは音になるとよりリアルだったりこわさが増したりとかすると思うので。
続きが気になりだしたので、また探しに行きたいと思います。

5

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