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nijyurasen
二重螺旋
相変わらず甘くない展開なのに、みっちり聴き込みたくなる2枚組。
声は一言で云うと「全員キャラ本人としか思えない」。
特に雅紀@三木くんが凄い。
尚人を(一応)手に入れたことで、1作目とは纏う雰囲気が全然違う。
怖いのは怖いけれど、何をされるか解らない得体のしれない怖さがなくなりました。
でも雅紀本人にしか聴こえない…天才ぢゃね?(真)
そして初登場の桜坂@遊佐さん!
尚@緑川さんのクラスメイトで、2年7組のケルベロスと呼ばれるド低音のゆっちーに痺れました。
凄んだ時の声と、吼えるような憤激の声!
悶絶! 悶絶!!
今回はCDスタートして3分くらいで既にヤバイ。
わたしが緑川光さんに完全降服したのが、このCDでのあまりの萌え台詞、「ぃや……っ…いたぃ……っ」でした。
何?! この気持ち良過ぎる「痛い」はっ…?! とCDを叩き割る勢いで大興奮。
わたしには確かに「気持ちいい」って聴こえた…よ?
そんな中、右耳から左耳から降りかかる、三木様の鬼畜言葉攻め。
も、もっと光ちゃんを泣かせてください…っ!!!(思わず懇願)
半泣きなのが可愛過ぎて、こんなに大好きなのにもっともっと泣いて欲しい…尚ちゃんを甘やかして泣かせて虐めたい…!
それが、学校ではいやらしくあんあん泣いていたなんて信じられないくらいに清楚(´Д`*)
今作では、雅紀が乗り移ったのかと思うくらいに凍て付くような感情を圧しこめた、冷たい怒りヴォイスも聴けます。
そして、がっついて行け雅紀…!!! と思わず応援したくらい萌えた絡みがもうひとつ。
淫猥な三木くんヴォイスの言葉攻め、ヤッバイくらい腰に来ます。
三「此処、好きだろぉ…? 爪の先でグリグリして欲しい…?」
光「ぃやだ…っ……し、ないで…っ…」
三「此処、爪の先で弄られると…オシッコ漏れちゃうくらいに、気持ちいいんだろ…?」
光「ぃや……いやっ…、ぅう…っ」
………。 ←最早無言
人としての何かを試されている気すら。
も、ほんとにヤってるとしか思えn(強制終了)
光ちゃんが厭がるのが本当に逆効果! このキングオブ無自覚誘い受けめ…!
字数が足りませんが、本当にCDの向こう側で色んな事件が起こっているとしか思えない出来栄え。
ラストで漸く“唯一最強の呪文”を貰って心が解き放たれる尚に涙しました。
流れるBGMがまた秀逸!
三木くんの好きだよ、って声の切なさにも胸を裂かれるような思いで…。
ラストの三木くんのモノローグが何とも云えず心に残っています。
「好きだ、ナオ…」って云う切羽詰ったみたいな三木くんの声に不安が拭えなくて――。
どんどん穏やかになるBGMに少しだけ救いを求めていたら、最後に突き落とされます。
もうほんとにこの作品怖い。(笑)
先にレビューされてるひろさんのレビューが完璧で、すべて同意で、付け加えるところはない!と思っちゃったんですが、この素晴らしいCDをよりたくさんの人に聴いてもらいたく、私なりの萌えを地味に語りたいと思います。
1、原作を超えてる
吉原理恵子さんの独特の文体は、活字に載せるよりも音声で聴くほうがすんなりハートに入ってくるような気がします。
2、三木さんと緑川さんの絡みが素晴らしすぎる
とにかく素晴らしすぎる。
前作に引き続き、相変わらずこの二人が素晴らしすぎる。
素晴らしすぎるんです!
三木さんの「酷薄なのに甘いサドな声」は、まあちゃんとしか思えず。
緑川さんの「普段の凛とした声」と「エッチのときの喘ぎ声」のギャップは、これぞナオ!で。
聴き終えて原作まで読み返してしまったんですが、CDにはないセリフまでもが、ずっとこのお二方の声で脳内再生されて、原作小説をより面白く感じました。
CDと小説が、うまく共存して、互いが互いを高めあってるこの感覚は、他の作品では感じられなかったもので、改めてスゲー!と。
鬼リピートです、もちろん。
二重螺旋も2巻に入りガッツリ2枚組の本作は、雅紀@三木さんと尚人@緑川さんの絡みの色気が倍増してゾクゾクさせられます。
そして、尚人のクラスメイト"尚人の番犬"と呼ばれる桜坂@遊佐さんが登場!
最初の登場は、ぶっきらぼうにドスを効かせた声ですが、何せ高校生役、同じ友人の中野@近藤さん、山下@大畑さんに比べるとオヤジくさ~い!
でも時々うろたえて間抜けな声を出したり、シリアスな感じはとても"番犬"らしいいい味を出していました。
雅紀@三木さん、最初に過去の回想シーンがあるのですがお父さんの声かと思っちゃった!
しかし、ブラック雅紀という本音で喋っている部分はちゃんと雅紀のイメージが出てきて、その執着度UPと共にますます魅力全開です。
緑川さんは言うもがな、エロい、エロい、エロい。
パニック発作を起こす声も、エロシーンのあえぎ声に聞こえてしまいます。
「愛情鎖縛」は雅紀と尚人の関係は弟・祐太も知り、当たり前の関係になっていますが、自分の姉の幸せを願う父の不倫相手の妹が事情も知らずに尚人を訪ね、真実を知ることに端を発する連続高校生襲撃事件がおきることからドロドロとした展開が始まります。
襲われる尚人、怪我をした尚人を失くしたくないとより執着を激しくする雅紀。
事件により窮地に陥った父親が家の権利書を盗みに入るところを祐太に見つかり警察沙汰に。
そんな事件がさらに、二宮の兄弟達の執着を激しくしていくのです。
尚人の「まーちゃん、いや、いかせて、、」
雅紀の「好きだろ?ナォ」
エチ度も、もうお互いを求めあう気持ちがギュっと入って、もうこれ以上どう進化するの!?と、それでもなお「3」に期待してしまう自分。
吉原さんの原作にさらに手を加えた、完璧ともいえる脚本で本を読んでいなくても場面が目に浮かび、よくわかるようになっていると思います。
これですよ!これ!吉原さんーー、自分はですね、ひたすらだらだら続く学園モノよりこういうドロドロテイストな作品を聞きたいんですよー!!そっちを求めておるのですよ。
背徳感に加えてエロとドロドロ展開は、ホントハマっちゃいます。
こういうドロドロした作品がBLCDも含めてもっと増えてくれると嬉しいんですけどねー、たまらんのですよ、こういうのが!
母子姦淫が禁忌の発端で始まったその禁忌はそこだけでは終わらずに、実の兄弟の長男雅紀[攻](三木さん)と次男尚人[受](緑川さん)は愛し合い家内でセックスする禁断の仲。
そしてそれを三男の祐太(坂口さん)は知っていますが、納得はしていなくて怒りと憤慨をおぼえてはいるものの表だって責めたりはしない。
展開は、尚人が怪我を負わされた事で、売れっ子モデルの雅紀の隠されたプライベートがあかされ、彼ら兄弟を捨てて愛人の元へと走った父親が世間から好奇心を持ってせめられます。
愛人の妹は不登校になり、金策に困った父親は家の権利書を盗みに家へと入り、出会わせた祐太にバッドで殴られるというまさにドロドロ展開!!
三木さんのあまりにセクシーな囁き攻め声がたまらんです、そしてかわゆく受ける緑川さんの演技もこれまたたまらんです。
「ナァオ」と呼ぶ甘さの中にも流れる背徳感、これがまたたまらんのです。
そして地味に上手いなーと思わせるのが坂口さん。
引きこもりのともすれば鬱陶しい役をそうはならずにうまい匙加減で演じてます。
原作未読でもわかりにくい所は特に無しかな。
兄弟の背徳感もばっちりですし、雅紀というキャラクターが特出して物語りを引き締めてますな。
好きな人はホント好きだと思います、このシリーズ。
三木さんと緑川さんの演技だけでも聞く価値は多いにあり。
雅紀の鬼畜的要素やエロさは前回より
激しくなって全体的に昼ドラ。
勘違いにしても不倫相手の妹の発言には腹立つ。
姉を思う気持ちが完全に空回り。
でも、あそこで彼女に言えてよかった。あの場でも溜めてしまう
人間は壊れてしまう。そして父が少し登場、一作目の頭に
出てきた人とは別人。「なるほど」と納得できた。
尚人はいろいろと痛そうだし、ついに雅紀が祐太に怒ったり、
今回もドロドロでしたが、尚人の友人達の気持ちには救われる。
みゎゎ
ずいぶん過去のレビューにコメント失礼いたします。とても参考になりました。
キングオブ無自覚誘い受けに爆笑致しました。
これからも参考にさせていただきます。