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今から3分だけ秘書を辞めろ
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
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絵柄が苦手だったんで、読めるかなぁーと思いつつも購入したんですが。
読み始めたらアラ不思議。するするーっと読めました。
なっかなか切ないですね。
表題作は、父親の私設秘書・志堂×遊び人息子・遥。
セフレが何人もいながらも、志堂を思い続ける遥。
しかし、志堂はどうやら遥の父親に思いを寄せているようで…
一番になれないのならば、二番目でいいとセフレをたくさん侍らせる遥がとても切ない。
男も女も見境なく遊びまくりの遥だけど、心の奥底では志堂だけを望んでいる純粋な心の持ち主。
傷つきながらも不器用な恋を貫く彼は、とても魅力的でした。
「欲しいと思うなら欲しいと言えばいいんですよ そしてそれを手に入れるために少し努力をする」
これは志堂の遥へ向けてのセリフなんですが、議員の息子として生まれ、金もあり、何不自由ない生活を送っているかのように見える遥だけど、
本当に欲しいものは手に入れることができず、ましてや諦めてしまっているんですよね。
このセリフは私の心にも響きました。
結局は志堂もそんな遥が可愛くて仕方ないみたいで、最初っからホレてました、というオチなんですが、
一見軽くてアホの子丸出しな遥が、いろいろ悩んで葛藤する姿はよかったです。
これで一つ大人になれたんじゃないかな?
秘書というだけあって、何かとずるい男・志堂。遥もメロメロだわな。
同時収録は、30代脱サラリーマン(今は靴屋アルバイト)真崎×60代靴職人・北村。シリーズものです。
私…60代受は初めて見たのですが…
なんというか…職業柄お年寄りをそういう対象で見たくないというか…(笑)
なんで変に理性が働いて萌えることはできませんでしたが、普通にいい話でした。
北村のことが大好きな真崎の愛と苦悩の日々です。
北村のことを抱きたいとまで思う真崎。それでも北村の亡き妻への想いなどを考えると軽はずみに告白などできず…。
60代にときめき、胸を焦がす30代オヤジに私はときめきました。
すごい、30代のオヤジが60代の…おじいさまに恋してるんですよ?
抱きたいとまで思うんですよ!?
…衝撃でした。
でも、本当に普通に恋してるんです。
一緒に出かけて嬉しかったり、北村の親しい人に嫉妬したり、親子に間違えられて凹んだり。
やり場のない思いがくるしかったです。
また、真崎から告白を受けた北村の心境を考えるとこれまた…(苦笑)
恋とは違い、息子に対する気持ちに似たようなものかもしれませんが、順調に二人の距離は縮まっているように思いました。
個人的には萌えられませんが、心は温かくなるようなお話です。
そして…禁断の“ももひき萌え”(笑)!!
そっかーそんな素敵アイテムが!!
オジサンたちがいなかったら、中立止まりのところでした。
表題作は、議員の秘書×議員のバカ息子のお話。恋人育成ゲームってやつ?
いやー、とにかくバカ息子なんで、息子には魅力を感じません。ごめんなさい。
しかし、ポーカーフェイスで押さば引け引かば押せの駆け引きをする秘書さんがなかなか楽しかったです。
描き下ろしでは坊ちゃんの準備が裏目に・・・いや、かわすのがお上手で。
秘書さん、これで一生上手を取りっぱなし決定です。
あと半分は、「ラブヘタリスト」に掲載された「Sound of footsteps」の続編。
オジサンもオジサン、30代と60代のお話です。
でも、とにかく純愛なのでそこが嬉しい。
ここがいいあそこがいいじゃなくて、全体がいい。ゆっくりと流れる時間と優しい気持ち。オジサンだから出せる味なのでしょうか?
描き下ろしでやっとキスゲット!よかったねぇ真嶋くん
表題作
「秘書は須くSでなくっちゃ!」な眼鏡秘書(眼鏡は単なる秘書らしさ増強アイテム(^_-)☆)が、「臆病な無駄吠え子犬ちゃん」なセンセイのアホ息子を焦らして調教するお話。
BLらしいBLな展開でした。
それよりも、この本
前にちらっと短編が出ていた、老靴職人に恋して、弟子入りしちゃうリストラ中年のお話の続きが、しっかり入っているではありませんか!!!
よもや、あーーーんな、地味で、花もエロも、何もないお話の続きが描かれていたとは!!!
太っ腹!!
天晴れ!!
当て馬的な、靴職人さんの旧友が登場したりして、二人の関係性は、一応一歩前進?したようですが、結局最後まで、「キスどころか!!」な状態のまま。
でも、ここで60代のオジサンをいきなりひっくり返して、ズッコンバッコンされちゃったりしたら、そんなの興ざめ。
こんな風に、ほのぼのと、余韻を持って終わってくれてよかった。
60代受…まさかの60代受…。
表題作が結構切ない系の話だというので手に取ったのですが、同時収録の30代脱サラリーマン・現靴屋店員の真崎×60代靴職人・北村のシリーズに胸がぐわしと掴まれた。
年の差大好物ー!年下攻大好物ー!だけど、コレは凄いですね。1/2世紀以上生きている御人が受ですよ。ドキドキ。
っと、高齢受にはぁはぁしつつ表題作話をば。
政治家の息子に父親の秘書が付くって話です。
どこにいても必ず捜し出し、どんな命令でも聞いてくれる有能で忠実な男。でも主人公の遥は、仕事だからとかそういう奉仕ではなく、彼の心が欲しかった。彼のイチバンになりたかった。
本命が手に入らないのなら、セフレでも2番でも良いってやさぐれる。本気で欲しがって、手に入らなかった時の絶望が恐くて逃げた。
何かと諦め癖のついていた遥の為に、厳しくする秘書。
敬語だけど、淡々とした喋りだけど、根底には秘書の優しさがあった。
なんていうか、種明かしをするとただのバカップルでした。すげぇ青い!すげぇ青い春だったっ!
とにかくやられた。ラストでの秘書のドンデン返しにやられた。
あの秘書、イイ性格してるぜ。
中編が2本、しかも割と中身が濃い。
何よりも注目は『ラブヘタリスト』に収録してあった「Sound of foot step」の続編が載っていること!
あのとっても片思いの年の差カプのその後が載っているのでワクワクの一冊だったのです♪
『青色の足音』『365日の祈跡』がそれ。
前作で、その出会いの理由とか全く不明だった二人の事が色々わかってきます。
最初の出会いが一目惚れと書くと、すごくキュンな感じですが、実は”欲情”だったというから驚き。
しかも父親くらいの年齢の男に!!
北村の靴を磨くという、ある種の倒錯的な代替え行為よりもっと先に進みたい真嶋。
北村さんに触れたくて、毎月指にケガをしたり、そういった些細な接触を望む気持ちが、すごく純でいいな~
北村さんの亡くなった奥さんへの愛情も、そして後悔も、北村の友人が登場することによって明らかになり、
そして、少しづつ近づいていく二人の距離。
ゆっくりだけど、不器用だけど、あたたかくて。
ちょっと怒ってるのか、困っているみたいなのか、仏頂面の北村が愛おしい。
真嶋、やっとキスまでいって、本当良かったww
この先はなくてもいいや、きっと弟子と師匠であると共に、恋人として、それなりにあったかい愛情がきっと育めるに違いないと確信するのです。
そして表題は、デキの悪い息子・遥にお目付役としてついたのは、国会議員をしている父親の私設秘書・志堂。
遥は志堂に振り向いて欲しくて、我儘放題だけどヘタレ放題?
志堂のちょっとキチクな部分とエロさが、自分的好み。
ストーリー的には王道かもしれないが、何せ、雰囲気がイイ♪
最近シヲさんのマンガ目にしないけれど、またお目にかかりたい、そんなきになる作家さんの一人です。
帯『今から3分だけ秘書を辞めろ』
表題作連作と、「ラブヘタリスト」の靴屋話の続編が収録。
正直、表題作だけなら中立でした。
可愛いオヤジ受があったのでその分をプラスしてギリギリ萌。
表題作連作は議員秘書攻と、その議員息子。
秘書は息子の世話係も兼ねていて、彼等の間で微妙な駆け引きが何話かにおいて繰り広げられるんですがこれが面白くない訳じゃないけど一回読んだらもういいやーって感じです。
その駆け引きがちょっと間延びしちゃってて少し退屈な部分もありました。
その少し退屈な部分っていうのは「青色の足音」「365日の祈跡 前後編」にも言えるんですけどこちらはオヤジ受に萌えたのでまあ有りかなあと。
描き手の作品の雰囲気と自分の相性があまり良くないんだと思います。悪くは無いんだけど面白味を感じないのですねー。