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堕天使=淫魔(インキュバス)を主人公に、ただ一人の愛を求めてさまよう姿はこの題名にぴったりです。
しかし、そこはこだか作品なので、甘いだけではなく、ユーモアも取り混ぜながら、暖かいエンディングにもっていってます。
表題の序章になるのが「愛人~ラマン~」です
ここで月哉は、脚本家の卵の辰巳に一途に惚れられ、恋愛関係になるのですが、淫魔である月哉は交わる度に辰巳の精を吸ってしまい、愛する人を死に追いやってしまう危険を持っているのです。
そして辰巳に片恋している役者の紫のぶが嫉妬して、月哉の家に火を放つ。
ただ一人の男に愛されたい月哉の想いはかなわないのか?
そして年月を経て、現代に暮らす月哉のお話となっていきます。
同じ淫魔の、月哉を好きな玄斗がかなり絡んできて、月斗を助けていきます。
もうっ!月哉は玄斗に決めてしまえばいいのに、、玄斗なら死ぬことはないし~と思うのですが、玄斗は95人も子供がいる、凄腕のヤリ手なんですね(汗、、)
だからたった一人に愛されたいと願う月哉の男の基準にはあてはまらないわけで、、でも精を分けてくれるから、、、
そして、玄斗が魔界から息子の絢と留衣を、月斗が面倒を見ることになったと連れてきます。
そこで、明かされる留衣の真実。
絢の悲しい白バイ隊員・豪との本気の恋。
月哉はこの話では、もうお母さん気分?玄斗となんだかんだとむつまじく夫婦してる気がします。
一見ホームドラマ風に仕立てながら、きちんと悲恋とか魅せるところを見せていて、読み甲斐たっぷりです。
純血も純血、チビっこなのにすごい能力の留衣の大人になった時がみたいですーー!
どんな大人になるやら・・・