条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
4巻には慶光の姉・百合子の初恋話(第19話)が収録されているのですが。
このお話しが、ものすごく好きなのです!
両親を亡くし、幼い弟と二人きりになった百合子は、心痛で寝込みがちに。
そんな彼女の見舞いに、毎日やって来る7つ年上の幼馴染の隼人。
この隼人が天然というか、実にお茶目で味のあるキャラクターで!(笑)
「一等大事なリボン」のエピソードには、
私の中の眠れる乙女が目覚めて。胸がキュンキュンしました!
そして百合子の辛さを少しでも慰めようと、
幼い慶光の不器用なお見舞い品は、ほのぼのと泣かせます。
BL的な萌えは、やはり仁と光也。
変わってしまった慶光(光也)は、「一つの肉体に二つの人格」を持った人間。
光也と慶光は同一人物だと思っていた仁に、本当は二人は全くの別人で、
それぞれが肉体を持って存在するのではないかという疑惑が芽生えます。
光也と慶光、二人が別人だとすると。
自分が愛した慶光はどこへ消えたのか?
慶光への恋慕の情が強ければ強いほど、
彼の不在を不安に思い、仁は混乱します。
そして仁に対して強い友情を感じはじめていた光也は、
自らに不信感を露にした仁に傷つきます……。
この二人の気持ちの擦れ違いがもどかしいやら、切ないやら。
仁と光也、そして消えた慶光。
この三人の関係が今後、どうなっていくのか。
ますます目が離せません。
2巻で登場した、光也の姉百合子の想い人、隼人。
不器用すぎて、ムカつきますw
そして、仁の妹亜伊子にも漏れずにお相手が登場!!
また読み手にもどかしい想いをさせる人物が増えますw
話は、今まで謎だった祖父義光の居所を慶に問われ、光也が探りはじめます。
義光を見かけたとの情報に、仁は光也の存在を理解していなかった事に気づく。
ここで初めて、「光也」が過去へ来た理由、「義光」が居なくなった理由が見えはじめます。
3巻を読むまで私も「慶光は何処かに居る」という事実に気づかずにいたんですよね…。
無意識に、慶光の身体に光也の中身だけがタイムスリップしたと認識していたのかもしれない。
慶光に似た人物を見かけたという目撃談から、慶光を探そうとする光也。
一つの身体の中に慶光と光也が存在すると認識していた仁が、2人は別の人物だと知って…な4巻でした。
光也に慶光を返せと掴みかかる様子に、仁にとって慶光がどれだけ大切な存在であったかが分かり、切ないです。
しかし、慶光と光也を別人物として認識しながら、光也にも惹かれてくのでは…みたいな予感があり、少々不穏さを感じながらも萌えが止まりませんでした。