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性の暴走、恋の暴投!?
perfect
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
なんか、このシリーズを単行本でこうしてまとまった状態で読めるということに何故か感動を覚えたのですが、なんなのでしょう…これは。結構途切れ途切れで読んでると、読んでいながら忘れちゃってたこととか、スルーしてた何気ないシーンとかあるんですけど、今その全てが結びついた!みたいな感じで、感動でした。
いえ…、お話そのものはギャグで、あまり感動とかそういう話ではないんですけどね…。でも、そういえば、この話の受け(絢斗)と攻め(剣士郎)って、ずーっと昔の子供時代、高校で野球やる前から一緒なんだなぁとか! 剣士郎は絢斗とエッチするまで、よくここまで頑張りとおしたなぁとか! 絢斗も絢斗で剣士郎を上手く釣りながら能力を引き出してすごいよなぁとか!
もう色々と振り返ったら実はすごい良い話のような気がしてきてしまったんですよ!
そして細かい点では、この子たち高校生なのに、ほっとんど制服着てる姿を見たことないような。私の記憶になかったのですが、今回ワンシーンだけありましたよ!制服姿。
まだ雑誌の方は続いてるので、二人を引き続き見守って行きたいと思います!
野球バカと色ボケバカの青春野球物語です。
キャラが立ってて楽しかったなー。
アホアホな話なんだけど、軸になるストーリーはしっかりしてるのもポイントですね。
なにより野球を(それなりに)ちゃんと描いてくれている。作者さんが話の道具として野球を使ってるだけじゃなく、野球そのものを好きなのも伝わってきました。だからこそアホアホ話なのにストーリー性のある物語になってるんだろうなと思います。
攻めと受けは幼馴染みで、攻めのほうはとにかく受けのことが大好き。「キスしてやる」「エッチしてやる」というニンジンぶらさげられれば、どんな努力も惜しまず結果を出してくれます。動機の不純さはともあれ、ここまで一途ワンコだと、萌えを感じずにはいられません。
受けは受けで、無自覚の小悪魔っぷりを発揮しちゃってます。売り言葉のように攻めの目の前にニンジンぶら下げたものの、いざとなるとオロオロしたり、また売り言葉吐いちゃったり。
一途ワンコ好きにはたまらないお話でした。
野球BL!しかも舞台は甲子園!!
アホかわラブコメでした。
野球する動機はとんでもないし、野球より絢斗が大事!?
なんだけど、思ったより野球をしてて、試合模様もハラハラしてしちゃいました。
捕手が大好きすぎる天才ピッチャーの暴走と我慢、好き!!
真面目とギャグ、古のBL風味も感じつつ王道ドタバタ主カップルも可愛い。
ライバルのカップルも切なくて!!!
虹彦の計算互いけど一途なとこはグッとくるし、佐治さんの飄々としてて懐深い感じとか、キャラの個性が立ってて楽しい!椿は中学ではチームメイトと温度差あって投げれなかったとかさ…妙にツボを着いてくる!!
個人的には試合の前日にせっくすしたせいで、腰に力が入らず本来のバッティングができなかったってエピにフムフムしました。
野球シーズン!
ということで思い出して読み返しました。
ワンコ攻めピッチャー×絆され受けキャッチャー
ワンコ攻め王道パターンですが、攻めが受けを好きすぎるのがすごくツボな作品です。
本格的な野球とは少し程遠いですが、天才ピッチャーが受けのためだけに野球を頑張る姿や、性欲が強すぎて盛りまくるアホ可愛さが最高!
攻めの愛が大きすぎて周りからも公認かプ。
明るめの雰囲気で重たくもなく、肩に力を入れずに読めます。
現在までに4巻まで発刊されていて、他校に別カプが登場するのですがその二人もオススメです。
ワンコ攻めセンサーが反応したのでキャッチしたら、お預けが出来る発情系ワンコ攻めでした。
と言っても、大好きなアヤちゃん以外には狂暴で、大型犬タイプです。
ピッチャーでアヤちゃん命の剣士郎(発情狂暴一途な大型ワンコ攻め)×キャッチャーで野球命の絢斗(天然受け)
高校野球の話で、学校の授業よりなにより、試合シーンや練習がメインです。野球好きな方にも、お勧めです。
小学生の頃からのつきあいて、初チューもアヤちゃんで、初恋もアヤちゃん。
とにかく筋金入りなアヤちゃん一筋の男、剣士郎。
小学校を暴力沙汰で退学になってしまったほどの暴れんぼうでした。
うっかりの初チューから始まって、剣士郎をおだてすかして野球をやらせる為に、身体を張ってきた絢斗(キスまで)
いまや、剣士郎を制御できるのは、アヤちゃんだけ。
年齢を経るにつれて、剣士郎の欲求もパワーアップ。
初めはチューだけだったのに、深いキスになって、更に……!
段階を踏まれている感じが、やたらにエロかったです。
完全試合を達成したらエッチという目標を成し遂げて、ついに結ばれることになったのだが……。
アヤちゃんに対して忠犬のように一途な所と、キレたら何をするかわからない。
そのアンバランスさが魅力的でした。
絢斗もワンコの一途さにほだされたり、気持ちをようやく自覚したりと、可愛いことしきりです。
勝つまでHはお預けって言ったら、ちゃんとそれまで待つ剣士郎がよかったです。
えらいぞと言って、頭をなでなでしてやりたい位です。
無理矢理や鬼畜がないので、苦手な方でも安心して読めます。
全編この話なので、ワンコ攻め好きにお勧めです。
この話は続きもので、今後は作中で他のカップルも出てくる事になるので、そういうのが苦手な方はご注意。
作者の既刊の『DOUBLE CALL』のワールドと、ちょっとリンクしています。
サインボールはキスの味では、塔間選手と千堂が出ています。
そして、作中で絢斗の憧れの選手として、塔間選手のポスターや名前が出ていました。
もちろん、そちらの話を知らなくても、この本だけで楽しめます。
高校野球が舞台。しかも、ちょっとおマヌケな高校生たちが、あっちにもこっちにも。
アホやなぁ、そんな高校球児、おるわけないやん。と突っ込みを入れながらも、いや、おるかもしれん……とか、こっそり思ったり。
だって、野球を頑張る原動力が、アレなんですから。うん、絶対頑張れるよねとか。
ともあれ、いろんなことを頭から追い払って、ただただ作品を楽しむお話だと思います。
絢斗が欲しいために野球を頑張ってみたり、バイブを通販したりと、やることなすこととんでもないことばかりなんですが、結局、剣志郎の思考の中心はいつでも絢斗。
絢斗のためなら、どんなことでもやり遂げちゃうんです。
そのための努力は惜しまず、チームメイトが寝静まったあと、こっそり練習したりしてるんですよ。
おバカなんだけど、野球バカ、違うな、絢斗バカなんですね。
まぁ、なんだかんだで剣志郎×絢斗は、出来上がっているんだけど、男の子ばっかりのチームなんだもん。他にもいろいろとカップルが出来ようとしているし、他のチームにもカップルがいるし。
ちょっと嬉しかったのが、描き下ろしで『DOUBLE CALL』とのコラボ。
まだ小学生な剣志郎が、絢斗とキスをしたいがために、塔馬のサインボールをもらいに行くというお話。
塔馬のサインボールは、千堂が勝手に書いたもので、ふたりのチュー現場を見た千堂が、罪悪感を抱くという、ほのぼのストーリー。
本編にも、高校野球を見に行く塔馬と千堂の姿があったし、絢斗のロッカーの中には、塔馬のポスターがっ! 剣志郎に破られましたけど。