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作家さんの新作発表
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時代を先取りしすぎ…それは言えてるような気がします。
新也美樹さんのこの作品を読んでいてセクシー部長を思い出しましたよ。
こっちは課長なんですけどね。
でもって、あんなセクシー部長みたいに無表情じゃないですけど、
一番は足の動き、それがなんか変(笑)
彼は王手宝石メーカーで新商品売り出しの企画をしています。
新商品のPRをするんですが、ぴったりイメージに合うモデルが見つからず、
悩んでおりました。
そこへ現れたのが、偶然町でスレ違った高校生、斎(いつき)です。
この斎にホレ込んだ課長は新商品のPRもそっちのけで、
斎を大事にします。
ウザイくらいに一生懸命な攻めとクールな女王様☆
私は好きですね~。社長のキャラが特に良いのです!
そして表題作と一緒に収録されている「素敵なペットの飼い方」
これはデビュー作のようです!
このお話にいたってはワンコ系とかじゃなくて、もはや系取っていい感じでした。
完全擬人化というわけではないのだけど、ワンコ!!
愛犬を亡くして喪に服している受け・さとい
彼は勝手に(ホント勝手に!)転校生の兼太郎を亡き愛犬に重ねてやたら絡みます。
バカップルのギャグ話ですが、面白いです。笑えます。
ちょっと気になったのはtalkのとこにあったエピソード、
作者の新也美樹さん、これの続編が決定したとき、
嬉しかったのと同時に『また犬描かなきゃ』ってのがちょっぴりブルーだったんだとか……。
たしかに、犬、いっぱい出てきます。
新也美樹さん、再読祭り中です。
今回収録されている『素敵なペットの飼い方』はデビュー作だそうです。最初から、こんなぶっ飛んでたのか…と感慨深いです(笑)
『素敵なペットの飼い方』
愛犬の太郎を亡くして、悲しんでいるさとい。ある日、転校生がやってきます。その転校生は、太郎と同じところに傷があり、太郎と同じ威風堂々とした態度、名前も兼太郎で、太郎の生まれ変わりだと思い込むのです(笑)
そこからの、兼太郎への犬扱いが笑えます。最初は、さといが自分のことを好きだと思っていた兼太郎は、犬扱いに気付きます。それでもいいと、犬のライバルが現れても、兼太郎は健気に頑張ります(笑)犬扱いよりも、さといが行動するたびに、瀕死の重傷を負う兼太郎が可哀想で笑えます。
そして、このバカップルが別れ話でもめると地獄絵図になって、地球の危機になった最後のお話にやられました(笑)
もう一つのお話も、もちろん(?)アホでおバカな話です。でも、それがいいんです(笑)
登場人物が全員、変人という奇跡。(しかもみんな、とてつもない変人)
その奇跡を形にして見せてくれるのが『下僕になります。』です。
すごいよもう!
突っ込む人間が不在のままで話が進んでいくのに、ストーリー(?)の軸は歪まないのが凄い。ときどき作者さんからの突っ込みは入りますが。
常に前向きかつ斜め上の発想してくれるアホアホな攻め様が大好きです。
『素敵なペットの飼い方』は、とにかく最初の話が好きですね。
目付きとガラの悪い愛犬が死に、その身代わりに顔のよく似た転校生を可愛がる受け。
犬と同一視されてしまい、嬉しいんだか悲しいんだか分からない攻め。
やっぱりアホな話ですが、楽しいです。
まぁ新也さんの漫画は独特のテンションだから、合わない人は徹底的に合わないだろうなとも思います。
私はもちろん大好きです。
1999年&2002年発売のコミックを再録し、描き下ろしを収録した文庫版です。全面的にコミカルな作品で、ノリについていけるか否かがポイントになると思います。
「下僕になります。」
大人である守屋(攻め)が、高校生の斎(受け)を崇め奉ります。斎がライバル社に移籍しても、守屋の変わらないその態度に斎は不満を抱いて…という話で展開自体は王道なのですが。
守屋とそのライバルである安東がオーバーアクション男です。それに圧倒されてなのか、斎が徐々に無口になっていくのが面白かったです。
周囲が守屋と安東のテンションについていけてないのも妙な親近感を感じて楽しかったです。
「何この男?」と引いてしまう方には向いていない作品だと思います。
斎が安東に抱かれる場面がありますので、苦手な方はご注意ください。
「素敵なペットの飼い方」シリーズ
さとい(受け)が死んだ愛犬の太郎にそっくりな兼太郎(攻め)を愛犬の生まれ変わりだと信じてくっついていく話です。兼太郎はさといと同じ年なので数ヶ月前に死んだ太郎の生まれ変わりとか有り得ないのですが、さといのそういった思考や、試練のように兼太郎に襲う事故などを楽しめる方に向いています。
私は面白かったのですが、とにかくコミカル・ギャグテイストが強いので、合う・合わないがある作品だと思いました。あと、あんまり男同士の恋愛というものが障害になっていないのも特徴だと感じました。
2タイトルが収録された1冊。
両作品とも昔の物なので、絵柄が今とは違うが、新也先生特有の勢いやノリはそのままです。
「下僕になります。」の方は、新商品のイメージモデルになった高校生・斎に、宝石メーカーの企画課長・守屋が献身的に尽くしていくという話。命令されればなんだってやります。
S E X だ っ て や り ま す 。
斎の振る舞いは魅力的であり、魅惑的だが、どうしてそんな性格になったのかをもっと掘り下げてほしかったです。
「素敵なペットの飼い方」亡くなった、さといの愛犬・太郎にそっくりな兼太郎が同じクラスに入ってきたのが事の始まり。まるで、太郎(犬)の生まれ変わりであるかのごとく思うさといと、そのことに悩む兼太郎の二人の恋愛物語。
新也先生もご自身でおっしゃってますが、先生にしてはやはりちょっと「遠慮」感があります。といっても勢いがないってわけではないですし、話もまとまっていて、お互いの気持ちも確認できて、面白かったです。
どちらの話も面白くて感動もありましたが、萌えという点ではいまひとつ。