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ashinaga oujisama
旧編にもある分については、前に書いたのでそっちで・・・
違うのはなかなか自身家なキャラクタのいるショート2本と
ちょっと大人っぽく(若社長っぽく?)なった雄也くんとアラブっぽくなった龍太郎さんの表紙。旧版表紙が後ろに回ってます。
「私を好きになるまで」
前の彼女と別れてヤケな所をひろわれ行きずりでエッチまでした二人。
だが、相手の男が妙にストーカーか!な束縛をしてきて・・・な話。
四文字熟語で言えば「自業自得」、ことわざで言えば「うそから出た誠」のような。
結末にはびっくりさせられますが、理解はしやすい。よく出来てます。
「世紀末天使」
カリスマロックバンドの仁也が気に入らないライブの気を紛らわせたくて拾った天使は
なんと文字通り天使の名前を持つアイドルグループの一員の加央。
なかったことにしてしまおうとした仁也だったが、好きになっちゃった加央はそれに対して
「俺は愛されるプロだから俺を好きにならせてみせる」
おー、15にしてなんと男前な発言だなこりゃ。それに対して
「誰に向かってそんな大口たたいてるんだ」
これもまた男前な発言だ。
これで加央受けならBLにはよくある、妄想しやすい話なんだけども、なんとこれは逆だ。
これは続編、とまでは行かないけど明らかに成長期である加央と仁也がその後どうなったのかイラストでもいいから見てみたくなるなー。見なくてもいいんだけど。
成長して、実際に負けてしまうのだろうか?そー簡単にはいかないだろうなー。
この本、追加分も美味しいです。追加分だけで「萌」評価出せるくらいなんで。
お~じさまも「萌え」なんで、新装版はあわせて「萌え萌え」とします。どーせなら新装版を手に入れたいですね。
書き下ろしの龍太郎さんと雄也くんのピロートークもアホらしすぎて笑えますし。