chikichikibonbon
ご存じの方が多いとは思いますが、念のため。
この同人誌「テ・キエロ・ムーチョ」は、電子同人誌化されています。
パブーで購入できます。
2004~2008年発行の同人誌(商業作番外編)を中心とした再録本
「MIXS Special」(電子書籍) 価格:390円 に収録されていて
「DEADLOCK」シリーズでは以下の2作品が収録されています。
・テ・キエロ・ムーチョ(ネト×ロブ)
・ダンス・ウイズ・ア・ドッグ(ディック×ユウト)
詳しくは英田サキ先生の情報ブログにてご確認下さい。
個人的な再読祭りでこちらも。deadlockシリーズの番外編や同人誌を全て押さえているわけではありませんが、このネトとロブのストーリーが大好きです。
ロブがヨシュアというパートナーに出会う前、「ユウトのことはもう過去だ」と言いながらもまだ引きずっているある晩の出来事。……人気シリーズでのこういう関係性って、やっぱり商業出版では難しいのかとは思いますが、時として大人にはこういうひとときが必要なこともあるんですよね。それは不誠実とかそういうこととは次元の違うところで。
その他に、ユウトとディックの当てられちゃうようなミニエピソードが収録された一冊です。
周囲への気配り完璧で自分より他人のお世話(ちょっと、おせっかい)を優先してしまうあのロブの弱さが見れます。
しかも弱さを見せるつもりなんてないのに、ネトにずばり言い当てられてしまうという大失態付き。
そりゃ~、ユウトとの失恋をひきづってトーニャの店でやけ酒したらバレバレですよね。
他の人にだったら口で負けないロブも、ネトの前ではタジタジでかわいい。
こんなロブは必見です。
そしてロブに負けじと魅力的なネト様。
ロブのプライドを気付付けないようにさりげなく慰める紳士的な態度が素敵すぎます。
一夜限りの二人の関係も重すぎず軽過ぎず!
ネト様ありがとう。
そして、ロブに幸せなパートナーが現れますように。
探しまくってやっと手に入れた「テ・キエロ・ムーチョ」
ディックとユウトのお話である「Dance with a dog」
も再録されています。
もう読めないと思っていまして、「テ・キエロ・ムーチョ」
に再録されてると知った時は絶対に欲しい!
と思いました(笑)
それくらい、DEADLOCK大好きなんです。
ネトとロブのお話なんてもう二度と読めないと思います!
ロブはもう永遠を誓った恋人がいますしね♪
高階佑先生のイラストもあってめっちゃ、豪華ですよね♪
『DEADLOCK』シリーズ番外編
『テ・キエロ・ムーチョ』
ディックがユウトと暮す為にLAにやって来た日、
ロブ、トーニャ、ネトはユウトと一緒に空港に迎えに行く。
ユウト達の新居にも招かれるが、彼らを二人きりにしてやろうと早々に切り上げ
その後ロブはトーニャの店で飲んでいる。
いつも通りの顔をしながら、いつもよりピッチが早いロブ。
気遣うトーニャとネト。
ネトは飲み過ぎたロブの車を運転して家に連れ帰り、その夜は泊まることに。
ロブの中ではユウトの気持ちにはケリがついている。
ちゃんと彼らの幸せも願っているのに、心の底の痛みと孤独が疼く夜。
そんな夜に、ロブはネトと気が狂う程HOTなFUCKをしたいと願い、受け入れるネト…
英田先生が後書きで言っているように、「行き過ぎた男の友情」。
大好きだけれど、そしてベッドを共にしたけれど、でも恋人じゃあない。
それを賢いロブは分かっているからこそ、翌朝は身体は満たされても切なくやるせない。
これを読んでから、彼がヨシュアという恋人に出会う「SIMPLEX」を読むと
印象がまた違ったかもしれない。
もう一編は、大阪のイベントで配布されたというディックとユウトのSS、
『DANCE WITH A DOG』。
「DEADSHOT」の最後の数日後、ディックのビーチハウスでの朝の情景。
自分を起こそうとするユウトを、ユウティと勘違いするディック(笑)
その後、ウッドデッキでユウトが用意したエッグス・ベネディクトを味わう二人。
また暫しの別れが待っているけれど、全部片付けたら二人の日々は重なる…
そんな明るい未来に向かっている幸せそうな二人の一コマだ。
最後に、高階先生のイラストつき(しかも2枚も!)の後書きまである!
うわっ、ソファで寛ぐユウト!かっこいい!
コーヒー片手のディックに、抱きつきキスしそうなユウトもいい。
さらに巻末には、2007年9月現在の番外編(この時点で5冊)の一覧がある。
あの~、是非その後の物も含めて、一冊にまとめて下さいませ!
この同人誌には
『テ・キエロ・ムーチョ』 ネト×ロブ ※エッチあり
『DANCE WITH A DOG』 ディック×ユウト ※エッチなし
の2話が入ってます。
時系列でいうと
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『DEADSHOT』
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※『DANCE WITH A DOG』
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『DEADSHOT』のラストから数日後の朝?といった感じ。
ディックとユウトは、まだビーチハウスにいて
ユウトがひと足先にLAに戻る日の幸せなブランチのひととき。
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※『テ・キエロ・ムーチョ』
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ディックがビーチハウスを引き払いLAにやってきた日。
幸せなユウトとディック祝福しながらも
消せないユウトへの未練。
さみしくて、さみしくて、ひとりじゃいられないロブはネトに甘えます。
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『SIMPLEX』
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『テ・キエロ・ムーチョ』と『DANCE WITH A DOG』と2話はいってますが
『テ・キエロ・ムーチョ』がメイン。
あくまでもロブとネトは恋人同士ではなく親友同士。
男同士だからこんな慰め方もアリなのかもしれない。
ベッドの上は、娼婦のような誘い受けロブのアメリカンジョークと
年下らしさがちょっと垣間見れるネト。
二人のsexは、最高にHOTでしたが
一夜限りの関係の余波・・・翌朝のロブの孤独感はきっちり書かれていて
大変せつないです。『SIMPLEX』があって本当によかった。
『DEADLOCK』シリーズでは、皆のよき理解者であるネト。
ノーマルという設定ですが、ロブの前に抱いた男がいたと洩らしてました。
なんだかんだと一番弱さを見せない男ネトの過去を
もっとつついて穿り返してほしいです!
高階佑さんの表紙カラー。
中にもモノクロが2ページありましたよv
ロブとネトのカラーの表紙も麗しい、DEAD LOCK番外編。
ネト×ロブが読めるのなんて、同人誌だからこそ。
ネトだったら、
ロブだったら、
こうするだろうなって、納得のいく展開。
これを音で聞いてみたいなぁ
ゆっちーの誘い受け(きゃっ)
健太×遊佐って、なかなか濃厚そうでよさげじゃない?
主役は「DEAD LOCK」シリーズでかなり素敵な当て馬だったロブ。彼にはその後、「SIMPLEX」で可愛い恋人ができるのですが、これは時間的にはそれ以前、ユウトへの恋に破れ、傷心を抱えてフラフラしてた頃のロブのお話です。
根っからのゲイであるロブの、ビッチな誘い受っぷりがたまりません!ベッドの中での、いかにも翻訳小説風なコミカルなやりとりにも笑えました。
それにしてもネトは懐の広い、いい男です。
「DANCE WITH A DOG」は「DEAD SHOT」直後のディック×ユウトのお話。
ビーチハウスでディックに再会したユウトが、LAに戻らなければならない日の朝の一コマです。