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最終巻です。
もっと長く読みたかったなぁ…ページを閉じて、終わってしまったことの残念さにため息をつきました。
とくに、橘と小野の関係がこの先どうなるのかが気になる。ラストのラスト、軽くナニカを暗示させるような終わりかたにはなってますが、ファン心理として『あと一声!』と思ってしまうのは、どうしようもない部分で。
最後は橘の過去を中心とした展開になります。
橘には子供時代に誘拐された経験があり、それが強いトラウマとして残っているのだ。
似たような誘拐殺害事件が頻発し、橘はそれに向き合わざるを得ない状況になる。
それまで散りばめられていた伏線が鮮やかに回収されていくストーリー展開に、舌を巻きました。
なんでもないようにサラッと描かれたエピソードとエピソードが繋がってて、『おおっ!』と何回思わされたことか。
めちゃくちゃ良かったです。読めてよかった。素敵なお話だった。
繰り返しますが、もっともっと長く読みたかったです。この物語世界に、もっと長く浸っていたかったよ。