HYDRA 1+2+3+4

HYDRA 1+2+3+4
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
13
評価数
3
平均
4.3 / 5
神率
66.7%
著者
宮本佳野 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
サークル
CURVE〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
RULES
発売日
価格
ISBN

あらすじ

『HYDRA』1~4章の再録集。
11章『HYDRA 11』で完結後、話は『RULES』へと続く。

主人公たちは高校三年生。
転校生・内海竜の背中にはイレズミがあるらしい?
友情なのか恋愛なのか、この興味はなんだろう…。

表題作HYDRA 1+2+3+4

レビュー投稿数2

MIND

『RULES』が出るたび読みたくなるのはこの本です。発売されたばかりの『RULES 2nd (2)』を先ほど読み終えたところなのですが、やはり自分がレビューを書くならここからかなぁと思い、同人誌『HYDRA』までさかのぼります。『HYDRA』は、『RULES』に出てくる平良光(『RULES 2nd (2)』では30代)がまだ高校生の頃の話です。※自分はヒカル贔屓なのでつい彼の先の話も書いてしまいそうですが、以降『RULES』の内容や未来のヒカルについてはこれ以上触れないようにします。

所持本の中から一番ショートカットではありますが、登場人物や個人的に印象的なパートを中心に書いていきたいと思います。まずこちらの本は同人誌『HYDRA』1~4巻の再録集、約240頁。

<主な登場人物(カッコ内は呼び名)>
※全員高3・佐藤のみ女子

◆人見直之(ヒトミ)表紙
バイクで事故に遭い目の横に傷跡・人懐っこい・優柔不断な面アリ・一人っ子
◆内海竜(竜-リュウ-)表紙右側
陰のある関西弁の転校生・背中に龍の入れ墨・父は彫り師・ほぼひとり暮らし・一人っ子
◆伊藤祐司(伊藤)
気に入らないと嫌がらせで憂さ晴らし・危険な雰囲気がある・平良とは幼なじみ
◆平良光(平良-タイラ-)
伊藤の友人・中盤からヒトミたちと仲良くなる・実家はご飯屋さん・父がけっこうコワイ人・兄弟は嫁に行った姉がひとり・特撮好きらしい
◆佐藤(佐藤)
悪い噂になど動じない子・やがてヒトミ&竜と仲良しに・両親はアメリカ在住・伊藤&平良とは同じ中学だった・一人っ子

高3の大事な時期に、バイクで事故ってしまい久々に登校した人見。自分が入院している間に転校してきたクラスメイト・内海の背中には入れ墨があると聞き、どうしてもそれが見たいと思って話しかける。入れ墨を見せてもらい、スケッチをし、家に泊まらせてもらい、竜と呼ぶようになる。ある日、竜が転校してくる前にケンカで人を殺したという噂が流れ始め、周りの態度の変化に悔しくて涙が出てしまうヒトミ。「俺のことなんかで泣くな」と言う竜。どんどん近づいていくふたりだが…。

明確な理由はないけれどなにか惹かれる
彼のこころのなかはどうなっているんだろう
もし、淋しい思いをしているならなにかしてあげたい
どこかが似ている、なにかで引き寄せられる
はっきりとはわからないけれど
人の気持ちはわからない…でも

私にとって、宮本佳野作品の中で最も心に残っている特別な作品・ハイドラ。いつも心の本棚に…そんな作品です。明るくも、暗くもなくて、とても落ち着く。そしてハイドラの主人公たちって、どこか同級生、同士のような気持ちで見てしまうのですよね。なお、評価は『HYDRA』全章通して付けております。

レビューは『HYDRA 5+6+7+8+9+10』へ続く予定…

5

ハイドラ 総集編・前半

書き始めた頃は、ご本人ですら完結にこれほどの年月を要することになるとは、思いもよらなかった「ハイドラ」
少しずつ細切れで出ていた同人誌、1~4巻までの再録総集編。
こうしてみると、普通のコミックスより分量がある。
この本ではお話はまだ導入部、高校で、内海と人見、人見と平良が出会って、それぞれ、人見が内海に、平良が人見に、恋愛感情を持つところまで。
女子の佐藤、平良の幼なじみの伊藤らも絡んで、ぎりぎりなバランスでの、恋愛一歩前の曖昧で、ある意味平和で幸せな日々。
初登場時の平良は、まだ脇役、この後、ルールズシリーズで主役を張るヒカルさんとは、まだずいぶん趣が違う

5

雀影

私もこのシリーズにはたぶん5桁の金額をつっこんだ気がします。
商業誌で出してくれたら、3冊分ぐらいなんですけどねぇ、、
きっと、商業誌で出すとなると、全部に手を入れたくなっちゃうから、このままにしておきたいとか、そんな作家さんの思い入れなんでしょうか?
出版社さんに直訴!したら、、、

匿名さん

なぜこのシリーズは商業誌で単行本化されないんでしょうかね。私自身は、同人誌もBLもあまり詳しくないのですが、宮本佳野さんだけは何故か大好きで興味を持ちました。きっと何か事情があるのかもしれませんが、いつか読んでみたいものですよ。

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