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chocolate kiss
中高一貫の男子校。
季節はずれのかわいい転校生。
あたふたしているところを助けてくれた、落ち着いた眼鏡の彼は、クラスの委員長で、、、
と、怒濤のようなお約束展開。
でも、このお約束な展開を、
かわいく、楽しく、きっちりと、テンポよく
まさに、これぞ学園物の王道、
学園BLのお手本
この第1巻では、伸哉と怜一郎の出会いから、学園物では絶対はずせない「文化祭で女装」や、中等部生の横恋慕などのエピソードを挟みつつ、お初エチ辺りまでが描かれます。
次巻以降は、この巻でもちらちら出てくる生徒会執行部が、お話の舞台の中心になってきます。
「生徒会」
これも学園物のマストアイテムですね。
主役の二人が大好きで、癒されました。
依田作品は、学園モノでもオトナ同士の恋愛でも、私の好みど真ん中をついてくれる。本当に好き。
知的クール攻とワンコ受です。
エロ度は低く、小さな小さなエピソードを詰め込んだ短編を積み重ねて、ゆっくりゆっくり恋が進行していく。
珠玉と呼ぶに相応しい。
委員長のシンパ(安藤のことです)って表現がもはや懐かしくてたまらない。
◾︎油野怜一郎(委員長 剣道部)×加納伸哉(転校生)
依田先生の絵って派手じゃないのに可愛いの〜そっと描かれるキスシーンの雰囲気もたまらない。
高校生男子がマフラーリボン結びして似合うなんて…伸哉もちもちしてて目がぱっちりしてて撫で回したい。ピュアで、ハゲを気にして髪型変えるとことかも可愛すぎて食べたい。
中学1年のメガネがない怜一郎もめちゃくちゃ可愛いです。マスコットにもなる。
男子校の箱庭で育まれる恋愛感情最高…でもこの子たち高校を卒業したらしれっと別れて、普通にいい大学行っていい就職して結婚してって人生を送るんじゃないかなって気もするんですよ。パブリックスクールみを感じるというか、期間限定の恋愛というか。
もちろんずっと付き合うって読み方も全然間違いではないと思うし面白いんですけどね!
大大大好きな「チョコレート・キス」シリーズの第1巻。1巻より2巻、2巻より3巻と段々愛着が湧いてくるカホ学の生徒諸君。2コマくらいしか出ない脇役までしっかり自己主張するから、面白いんですよね~。
「CHOCOLATE KISS」
自他とも認める委員長な男、怜一郎は、可愛い転校生の伸哉に何かと世話を焼いている。伸哉が先輩に襲われ、怜一郎はマジギレする。
怜一郎様(笑)かっこよす。暴漢をボコボコにした後に掛ける眼鏡の素敵なことといったら。
「Crushストロベリー」
伸哉は、柔道部に入部し、関先輩の入れ知恵で髪型を変える。伸哉が心配な怜一郎は人目も憚らず柔道部を出入りする。かつて怜一郎に柔道の授業で投げ飛ばされた益夫が剣道部の先輩に余計な事を吹き込んだせいで、伸哉は呼び出しされてしまう。
二話辺りから複数の登場人物の心情が無造作に繰り出されるようになります。ぼ~っとしていると話の流れが分からなくなるので、集中して読んでいたような。
「りんごとハートのコンポート」
学園祭が近づき、伸哉は女装することになる。剣道部の後輩である金子と親しげな様子を見せる怜一郎に伸哉はもやもや。学園祭の女装コンテストで見事優勝した伸哉だが、怜一郎は悪い虫がつくともやもや。
金子にやきもち焼いて泣いちゃう伸哉に萌えます。ホント泣き虫だよね。女装ネタはあんまり好きじゃないんですけど、まあいっか。
「ライムライト」
剣道が伸び悩んでいた金子は、先輩の怜一郎に惹かれていく。
金子、こいつも同情を誘う脇役だよな。怜一郎が中学生の時の話なので、当時の高等部生徒会メンバーである倉田と天野が少しだけ出てきます。
「ワイルドハニーパイ」
怜一郎を獲得しようと躍起になる生徒会(五葉庵)からお茶会のお誘いを受ける伸哉。伸哉は黙っていた家庭の事情を怜一郎に打ち明ける。金子を交えた三角関係に一応決着がつき、そろそろ怜一郎の理性は限界?
金子は乙女だな。でも、ライバルは嫌いだから、ざまあみろってのが本音。
「ベリーベリークランベリーフィールズ゙(前後編)」
クリスマスに怜一郎とやっちゃった伸哉は、怜一郎の両親の冷え切った夫婦仲を知る。冬休みが明けてラブラブ度が増したふたりだけど、怜一郎がかつて好きだった人の存在を知った伸哉はまたしても泣き出してしまう。五葉庵は本格的に怜一郎を取り込みにかかり、怜一郎もその気になり始める。
怜一郎の家族がひどい。伸哉を抱き締めて眠る姿に胸キュン。1話目の喧嘩の時も眼鏡外していたけど、怜一郎って理性が飛んでる時は眼鏡を外すのかな。
このシリーズは細かい設定が後で説明されるので、3巻読んでやっと真価を発揮すると思います。個人的にも2巻以降に登場するメインCPの方が好きなので、1巻は萌萌止まり。
まるごと一冊禾峰学園高等学校のお話。
3巻で学園の81期生~86期生のお話が入っていて、
この第1巻は、84期生である怜一郎くんと伸哉くん
ほぼこの2人のお話。
そこに先輩や同級生・後輩などが絡んでくる。
何人かの人が出てくるから最初はちょっと
人物が解り難いけど、解ってくるととても面白い!
笑えるしキュンとくるし、
何度も何度も読み返せるほど、読み応えのあるお話でした。
これ1冊だけ読むこともないかと思うので・・・
チョコキス3の最後に入っている「人物相関図」を
先に見ておくと、もしかするととても解りやすいかも?
内容はほとんど覚えていませんでしたが、昔大好きだった記憶を頼りに再読してみました。最近の私が好んで読む漫画と比べると絵も話も地味で、パラパラめくった感じでは特に興味をひかれない、ごちゃごちゃした印象。
それでも読み始めるとやってきます、じわじわ、きゅんきゅん。
舞台は男子校。1巻は油野(委員長)と伸哉(転校生)の話がメイン。
王道設定の王道ストーリーですが、派手な演出が全くなく、好きな所で好きなように萌えられる雰囲気が神だと思います。
名門校設定ですが生徒達がイケメンのお金持ち揃いということもなく、委員長ですらぱっと見地味な普通の男子高生。「スーパー委員長様」な描写はないけれど読んでいくうちに委員長の魅力が見えてきて、伸哉が惹かれて行く気持ちに共感できます。
他のキャラクターにしても、始めは誰が誰だか分からず混乱もしますが、少しずつ個性が見えてきて2度目読む時にはちゃんと見分けがつくようになっているのが不思議です。
心理描写も最低限で、今どきのキャラなら大げさに泣いたり叫んだり驚いたりするような事件が起こっても話は淡々と進み、その後の展開の中でじわじわと影響が出てきます。
「オレの物になれよ」とか「愛してる」とか一切なしに突然言われる「浮気すんなよ」にずっきゅんです。そもそも付き合ってもないんですが、もしかしてもしかして…という甘い雰囲気が学校生活の中に紛れて油断したところでの不意打ち。それに対する伸哉の返事もさらっと甘くて胸がじんわり。
心情を台詞やモノローグで説明されるのではなく体感できるこの感じが素晴らしいです。
脱線のような台詞も多いですが、その中の一言が伏線になっていたりもして、読み返した時に気付いて深みが増す、「いい映画は1度目よりも2度目のほうが楽しめる」ってこういう事だなぁと思わされる作品でした!
1度で全部理解しようと思いながら読むと疲れてしまうので、数こなして身体に染み込ませていくのがお勧めです。
名門禾鋒学園を舞台にした連作集です。
名門だけど、変人揃いの禾鋒学園に編入してきた伸哉。
転入初日に偶然委員長の油野に親切にしてもらった伸哉は、それ以降仲良くなるが、しっかり者で切れ者の油野は先輩からの受けもよく、伸哉もそれに巻き込まれて――。
ちょっぴり複雑な過去のある伸哉が、変わり者だけど愉快な仲間に囲まれて楽しく過ごしているのを見ると「良かったねぇ」と思わず親視点になってしまいます(^^;
BL度はやや低めですが、ほのぼのしてて楽しい学園ものになっています。
油野と伸哉のだけでなく、後輩や、執行部の先輩など個性豊かな人たちに囲まれて学生生活を送ってみたくなる1冊です。
名門男子校「禾鋒(かほう)学園」の転校生・加納伸哉と同級生の学級委員長・油野怜一郎の馴れ初めからカップルとして完全に成立するまでを描いた第一巻。
伸哉は自分がおっとりしていて顔立ちも優しいことを自覚しており、なめられないようにと当初は前髪を上げたスタイルで強面を気取っているが、結局人柄がにじみ出て「転校生デビュー」は失敗に終わる(そのうちとある先輩の指摘で前髪を下ろし、すっかり可愛くなってしまう)。
伸哉の世話役を任された怜一郎は、頭が切れてスポーツもできるという、非常に目立つ学生で、彼と親しくなったことで伸哉もあっという間に新生活に溶け込むことができるどころか、怜一郎をぜひ生徒会にとの思惑を持つ面々に、伸哉自身も取り込まれていく。
この手の学園モノにはありがちだが、ホモにおおらかな校風との設定と周囲をかためるかなり個性の強いキャラの存在で、楽しく読める。
依田沙江美の絵柄は10年以上前にスタートしたこの作品の時点でもすでに完成されているので、今読んでも違和感はないが、全体にコマがかなり詰め込まれた構成(このあたりにはやや古さは感じられるか)で、読むのに少し時間がかかるかもしれない。
ドラマCDで好きな声優さんが出演されているので、原作も読んでおこうと思い読んだのがきっかけでした。
この作家さんも初めて読みました。
まず絵柄はあまり好みではないのですが、ふわふわと可愛い感じの絵柄がお話の内容と合っているように思います。
ちょっと少女漫画っぽい、というのでしょうか、主人公の受けの子も結構乙女な所があって、BL度も低めな方だと思うので、高校生モノの楽しい学園モノがお好きな方にはお勧めかも。
学園モノには欠かせない、部活や学園祭、生徒会、生徒会役員選挙を巡るエピソードが十分に盛り込まれていて、丁寧に作られている作品だと思いました。