お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
息子さんを私にくださいっっっ
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
新也美樹さん、再読祭り中です。
『ラブリーDAY』
高校生の令依と真一郎は、真一郎の父親に反対されながらも同棲しています。
このお父さんが面白いです。気に入らないことがあると地団太を踏んだり、テーブルをバンバン叩いたりして、子供のようです。そして、二人がエッチをしようとすると、抜群のタイミングで邪魔します(笑)なので、二人は、同棲しているのに、まだ清らかな関係です(笑)父親以外にも、二人を邪魔する女子生徒がいたり、屋上で愛を叫んだり、昔くさいストーリーに笑えます。
昔の作品のせいか、いつもよりも笑いが少なかったのが、少し残念です。でも、面白くて楽しい作品です。
老若男女問わず人を引き付けずにはいられない存在それが私
各務玲慈
これ・・・。自己紹介。。。
嫌味には全く聞こえない。
新也さん作品に疑問は無用だ。
受け入れて読み進む事が大切だ。
こんな自己紹介を冒頭から
ナチュラルにかましてくる
各務先生を知らない生徒がいた。
そんな彼とのLOVEです。
生徒に手を出してはいけないとか未成年だからとか
そんなことは、全く気にせずつきすすむ。
爽快感相かわらず。
今回男同士でエッチなんて・・と
生徒である藤巻くんがぐるぐるする姿が
新鮮でした。
新也美樹さんのお話のアホアホさが大好きです。
イッちゃってるキャラとか、かっこいいのかかっこ悪いのか分からないヘンテコなポージングとか、コマに入る作者さんの突っ込みとか、ストーリーの謎展開&超展開とか、ぜんぶまとめてアホアホです。
ただ昔の作品だけあって、収録されてる二編とも、その後の作品群と比べると突き抜けっぷりが足りない感じでした。(←あくまでも本人比の話です!)
なかがきで「『愛の暴走列車』あたりで「私はこの(とんでも)路線を貫こう!」と腹をくくったような気がします。」と書かれてて、非常に興味深かったです。その後どんどんエスカレートしていきますしねー。独自路線を見つけて一直線にアホアホを極めていったことに敬意を!
『愛の暴走列車』
ナルシストな教師×天然ボケな生徒
愛する人を手に入れるために暴走しはじめたナルシストほどタチの悪いものはない。可愛いのに気持ち悪いです。気持ち悪いのに可愛いです。
『ラブリーDAY』
心中しようとする場面での二人が、幸せそうすぎる…w
女性キャラもイイ味を出してましたね。結局最後の最後までほとんど相手にされず、自己完結してしまったオチが好き。
2作品が凝縮されていて、読み応えありました。
どちらも、新也先生特有の暴走でアホアホっぷりが勢いよく(?)描かれていて面白かったです。
特に「愛の暴走列車」の暴走っぷりがすごかったです。先生が生徒を振り向かせようとして、
暴 走 し ま く っ て 、 挙 句 強 引 (笑
こういうキャラは自分的には受け付けないのですが・・・、新也先生だからこそ許せます!
「ラブリーDAY」の方も二人の愛の猛進で話は進みます。しかし、いろいろな障害(特に父親)があって上手くいかなかったり(Hもできない)するのです。物語として上手くまとまっていました。
両作品とも、暴走しつつ、起承転結がしっかりしているというのでしょうか。読みやすかったです。
ここではアラブを中心に外国ものしかレビューしないと、
自分で勝手に縛りを作っていたのですが、
早くも日本が舞台の作品をレビューします。
新也美樹先生の描かれるギャグに惹かれ、「愛の暴走列車/ラブリーDAY」を読みました。
この方は昔からこういう作風だったのですね!
これにも変人が出てきました。
※以下表題作の「愛の暴走列車」についてのレビュー
まず、カップリングは、教師攻め×生徒受け です。
これはよくあるけれど、教師攻めの場合大体、
読者も『カッケ~』って思っちゃう素敵なキャラがほとんどだと思うんですね。
でもこの話に出てくる攻めの先生は、
すげー変な性格で変な動きとかしちゃう世界史教師です。
(細かいけど世界史ってのもなんかツボ)
〈一応、話の中では美形で生徒に好かれてるって設定にはなってるから、絵的にはキレイなんだけど、お話は先生視点で描かれているため、考えてることとか実は変な奴ってことが読者には分る。〉という作り。
実写なら私のイメージは北村一輝さん!
そして受けは、先生の変な奴っぷりに困惑する普通の男の子。
先生のなんとなく自分に気があるっぽいそぶりに彼はやや引き気味です。
他の生徒は皆、先生に夢中なのに受けの生徒・藤森くんは興味をあまり示さないんです。
だからこそ先生は藤森くんに惹かれたわけなのですが、
先生がアプローチをすればするほど、なんだか引き気味。
人間は、もしかしたら他の生き物も(?)
追われれば逃げるという修正があるのかなぁ。なんて思ってみたり。
あ、ギャグなので、そんな深刻なことにはなったりしませんけども。
にしても、この作家さんは漫画お上手で絵も正統派なのに、
どうしてこんな変なキャラばっかり生み出すのでしょうね。それがちょっと不思議。
他収録のお話も笑える楽しい作品揃いですよ!