ふばば
「日曜日に生まれた子供」内収録のおじBL、「先生のとなり」にビリリっときて、同人誌まで購入。
本作は、「先生のとなり」の続編となっています。
元教え子で攻めの嶋田直也は、ある企業の部長。50代に突入したばかり。
ところが恋人の平坂先生の息子・青藍(せいらん)が部下に!
「いつも父がお世話になっております」の挨拶に、顔を赤らめたり咳き込んでいる直也。
ある日、連絡せずに実家に帰った青藍が見た光景は、風呂上がりの嶋田部長であった………
ハイ、バレました〜。
と同時に、青藍の同僚がゲイで、青藍にちょっかいかけてくるエピソードが挟まれて。
ラストは、風邪をひいたという平坂先生にエロく座薬を入れている直也をまたもや目撃してしまう青藍の衝撃で〆る。
これ、笑っちゃうんだけど笑えないわぁ。
地雷はほぼないけど、親が目撃とか子が目撃っていうシチュエーションは苦手です。なんかいたたまれないじゃん?
本作ではもはや直也は開き直ってるけど。
もちろん青藍は「このバカップルーっ」と怒っております。でもアナタも同僚さんにネラわれているのよ。フフフ。
コミックス『日曜日に生まれた子供』の収録作である『先生のとなり』の続編同人誌。
物語の語り手は平坂先生の息子かつ直也の会社の部下・青藍(30歳)で、ひょんなことから直也が自分の父親と恋仲であることや、会社の同僚・関がゲイであることを知り、彼らにいろいろな意味で翻弄される姿が描かれる。
本編『先生の…』が平坂先生と直也の40年近い歴史を描いたちょっと切ないストーリーであったのに対し、本作でのオヤジたちは紛う方なきバカップルであり、関の本気の色仕掛け(年上なのに異常にかわいい)にちょっとどきどきしたりする(ただし恋愛的な意味でというよりは心底びっくりしてという感じ)青藍の様子を含め、かなりコミカルな仕上がりである。
特に、直也に風邪で寝込んでいる平坂先生の世話を頼まれて、果物を持って訪問した青藍が、何やらいちゃついているオヤジたちに遭遇し(直也は接待で帰りが遅いはずだったのに、なぜかいる…!)、怒って放つ一言は秀逸。
コミックス「日曜日に生まれた子供」に収録された「先生のとなり」の続編。
小学生(無自覚)の頃から先生一筋なバツイチ・直也と、
妻とは死別し息子がひとりいる先生こと元小学生教諭・多聞のラブストーリー。
表紙の先生(多聞)が色っぽいです。
物語は地方企業で部長職を務める直也の元へ、
部下として多聞の息子がやってくるところから始まります。
息子(青藍)の前で「乙女のお花畑のような恥じらい感いっぱいの空気」を醸し出す、
直也と多聞の幸せラブラブバカップルっぷりに、ニヤニヤが止まりません。
そして青藍にちょっかいをかけた同僚・関の小悪魔的な魅力!
青藍と関の話もいつか、紺野さんに描いてもらいたい!!
『そこは指を挿れて遊ぶところではありません』は名言だと思いました(爆)