乱菊
樹要「ワガママだけど愛しくて」の秋吉兄弟編。
ここ最近の増刊号は秋吉兄弟がよく登場しているが、まだまだ作者的には描き足りないようで、また夏頃にお目見えとのこと。
本編でも濃ゆい関係の2人だったが、番外編でも毎度のようにエロスだ。
と言うか、兄・一史が変態ドSエロ魔人なので、それに振り回される弟・征二が少し可哀相なんだけども。
個人的には普通なら好んでは手に取らないガチ兄弟カップルだが、本シリーズのファンでもあるので見届けなければ!と、たまに辛くなりながら読んでいる状態(笑)
LikeではないLoveな兄弟愛というのは全く趣味じゃないので、本当にその部分は響かないんだけども、上手(うわて)な攻めにいつも翻弄されるツンデレ受けというのは嫌いじゃないので、その部分に特化して読むようにしている。
今回も一史にいい玩具にされているような征二が、大変お気の毒だった。
いくらなんでも後ろを弄っているところを見られるだなんて・・・それはキツいキツ過ぎる(;´Д`)
しかしそんなのも一切合財全てひっくるめて、一史は征二を愛したい気分なんだろう。
自分の事を恋人として、そして兄として「2倍甘えてほしい」と言う一史。
分かるけど・・・頭では分かるんだけど!
やはり兄弟は家族愛だけで十分じゃあないだろうかと、そんな事を鬱々と考えつつ、向いてないな血縁・・・と再認識した。
私ではこのカップルの良さが伝えきれないが、ガチ兄弟好きならきっと萌え萌えしてしまうはずなので、ぜひ読んでみてほしい1冊。
エロ具合はもちろんお墨付きなので、本編ファンの方もオススメ!
因みに本編ファンであるので、これだけ色々言ったが評価の方は「萌」とした。
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