お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
作品情報に書かれていませんが、野村圭一さんの作品です。
ある男の手によって暗殺者に育て上げられた海里。
そんな彼の恋人は盲目のジン。
ジンが養父から預かった海里への依頼内容は、海里を育てた男を暗殺せよというもので…。
という出だしですが、4話使って海里の出生の秘密やジンが盲目になった理由、海里の一族の呪われた血のことを描いているにも関わらず、その世界観に入り込めませんでした。
なぜかというと深刻な出来事や事実をどんどん明かしているのに、ラストが「ジンがいればいい」だけなんです。
怪しい能力を持った男を登場させて封印していた記憶を解放して、さあ、これから?というところでえろす。
そして「ジンがいてくれれば俺は…」みたいな終わり。
え。
って言う。
4話読んで思ったのは、受けの下半身のラインがどう見ても女子、ということだけでした。
もっちりしてます。
そしてえろすが多いのに色っぽさが感じられない無念さが胸を去来していきました。
同時収録は「花見月」という短編です。
茶道部の副部長をしている緒方と部活の外部指導者である秋月師範の話で、秋月が家元襲名と見合い結婚から逃れるために緒方を恋人として家に住まわせます。
「師範には憧れているけれど、そういう好きじゃないんだよなあ」と言っていた緒方がほんの2、3ページ後には「愛しいあの人に!」と言い出す超展開です。
何があった。
「真性ゲイ!」って引いていたのに、一体何が。
という世にも奇妙な男子高校生が読めるのはこちらです。
この作品は、18歳未満の方には不適切な表現内容が含まれています。
18歳未満の方のアクセスは固くお断りします。
あなたは18歳以上ですか?