fiona0109
チームケベックのサガミワカさんとニトロ攻鉄のヨネダコウさんの合同誌で、テーマはタイトルにもあるとおり、G(ジイ)。
この本を読んだ時は、まだBLを読み始めた頃で、このタイトルの意味がよく分からなかった私。
読んでかなり経ってから、「ああ、そうか!」とようやく理解できたという記憶があります。
さて、サガミさんとヨネダさんでは同じ山ヒバでも印象が少し違う。
実はサガミさんの山ヒバはこの本でしかまだ読んだことがないのですが、ヨネダさんのよりは少し甘い感じがする。
お話は、雲雀が修学旅行に行ってしまう、というもの。その前日にHをした際、山本は雲雀に「好きだ」と言ってしまう。
その時のことを、雲雀は旅行先で、山本は応接室で思い出し、Gに耽ってしまう。
そこへ、修学旅行に行っていたはずの雲雀が現れるのですが、この雲雀が積極的でエロかった。
一方、ヨネダさんの方は、10年後の二人が捕まって隣どうしの部屋に監禁されている状態から始まります。
相変わらず山本にはキツイ雲雀が、捕まったことを責めたりしているうちに、壁に拳で穴を開けてしまう(笑)。
その穴から手をつなごう、と相変わらず能天気なことを言って、手を差し出す山本。
それを無視する雲雀なんですが、時間がたつにつれて話すこともなくなり、ふとその穴から山本の方へ手を差し伸べてしまう。
それをつかんだ山本がちょっと厭らしい事をして、その気になってGをしてしまうのですが・・・。
山本のGもさることながら、二人の会話の裏に隠れた心情が私にとっては萌えでした。
その切なさに、キュンキュンしました。私はよっぽどヨネダさんの山ヒバがツボにハマっているんだと思うんですが。
ツンデレ、切な系の山ヒバを読まれたい方には、ヨネダさんは超お勧めです。
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