かえっちょ
大人な彼らだとアダルトな雰囲気を漂わせるけど
中高生の彼らはとっても可愛らしい。
…当たり前か!
でもその当たり前の可愛らしさが満載かつ、ちょっとだけエロスを漂わせる1篇です。
表情とか手つきが、どことなくエロいんですよね。
こういう点は昔の作品であっても、流石だなと思います。
まだ恋愛感情に至ってない二人。
別々の高校に通っていて、電車で顔を合わせるたびに単なる顔見知りからどうしても気になる相手になっていくのですが、
ヒバリの感情を乱されることに対しての怒りが、もぉ可愛いですねw
そんなヒバリに対し、自分の感情のまま素直に行動する山本。
今回の山本はちゃんと男前で嬉しい~w
(山本ファンなので)
やっぱり山本は山本で、ヒバリはヒバリだったというオチがまた素敵です♪
ヨネダさんの言葉によると、「山本の学ランが描きたいがために高校生にしてみました」とのことです。
時間としては、山本が並盛中を卒業してから1年後。雲雀も山本と同じ年に卒業したとなってます。
山本は電車で高校に通い、雲雀も同じ電車で山本とは違う高校に通っています。
山本は相変わらず野球三昧で、朝練に行く電車に雲雀がいるのを見つけ、声をかけるのですが無視されてばかり。
雲雀が電車の中で人酔いしたのを知ってからは、山本は強引に雲雀に席に座らせるのですが、それでも雲雀はつれなくて・・・。
あ~もう、ストーリーを全部ご紹介してもいいのですが、そうするとこの漫画のよさが伝わらない。
ただ私に言えるのは、山本の一言に心臓ズキュンとやられました。
切なさとか、慕情とか、愛情とか全部詰まってる。
そこに向かうためのいきさつとか、盛り上げ方(あるいは盛り下げ方)とか、ほんとうまい。
ラストの結び方も大好きです。