コロン
『壱』は銀時がかぶき町で万事屋を始めてから紅桜編でクライマックスで出てきた、
例の本にラーメンをこぼして捨てる所まで描いてます。何気無くさらりと原作で描かれたシーンだったけど
解釈によっては深い意味を持ち、一つの同人誌になる事もあるんですね。という感じ。
銀時は攘夷志士は辞めたけど戦う事はやめては居ない。
原作を見てると解るように銀時は他人のいざこざに巻き込まれたり自分から
首をつっこんで傷ついている。
改めて攘夷志士の時と何が違うのか?この話の中の銀時は攘夷志士はやめても攘夷志士
だった過去は捨てられず、浪人に堕ちながらも自分は侍でありたいという迷いと哀愁を感じる話でした。
そしてラーメンをこぼして例の本を捨てたそのタイミング入れ方が絶妙で『ああまた一つ離別したんだ』
という感じが良かったです。
一応、銀土本なんですが、『壱』ではまだ伏線を貼ってる感じで銀土前提銀時の話といった感じです。