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mitsu no aji
電子書籍の読み放題サービスにあったので、懐かしく思い、再読。
もう20年以上前の作品になるのか。
作者の四谷シモーヌさんは、当事、政治家のO沢I郎さんや、とある宗教団体の人物とかで同人誌を作って、それがワイドショーに出てしまうなど、とにかく話題性のある作家さんだったと思う。(きっと今も現役ですね。)
私は、そういう話題性はともかく、内容がもの凄く濃くていっちゃってて、描きたいものを描いてるパワーがすごくて、好きだった。
特に、この「蜜の味」は強烈。愛を証明するために、本当に喰らい合って溶けあってしまうところまで描く。
当麻、とか、征二、とか、伸って名前は、当然あれなんですが、四谷シモーヌオリジナルの作品として成立しています。というか、この人の作品は、ネタはどうあれ、個性が強烈で、凄いです。
絵に関しては、当事から「うわ!」って言われるくらい、強烈だった。当事はみんなこういう絵を描いていた、とかではなく、昔から、かなり異端な絵。
結構、時代を超越して、惹かれる人は惹かれる作風だと思う。
気になったら、毛嫌いせず読んでみて。