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kohitsuji to ookami
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
表題作は、金持ちの友人が都合よく現れたり、ひどい仕打ちをしてくる男が実は不器用な愛し方しかできないとか、どこかで見たことのある王道パターンです。既視感はありますが、絵はキレイなほうだし、まずまずの出来だと思います。
おもしろかったのは「お嫁に行きます!」。鴨井家のしきたりは「次男以降は同性と結婚」する、「成人の儀式」までは操を守らねばならない、という珍妙なもの。花嫁修業の一環で着物をまとった受を見て、攻がムラムラきちゃったり、お約束だとわかってはいても、楽しいです。
バーテンダーや高校生の話もあり、制服(体操服)のまま致してしまうのが、やや萌えます。
初読み作家さんです。
表紙の絵が好みだったのですが、中の絵もなかなか綺麗でした。
収録作品が発表された年代が2006~2009年なので、作品によって多少絵柄の違いが認められますが、私はそれ程気になりませんでした。
王道的なお話が殆どかなと思うのですが、ちょっとひねった作品もあるので、意外なオチにおっ?となったり、私は結構楽しめて読めました。
特に好きだったのは表題作、「今夜もお楽しみ」と「恋い焦がれ君のとなり」。
キャラが俺様なのに理由をつけて受け様を手元に置いておきたいとか、手慣れてそうなのに意外に純情なのがツボでした。^^
短編集。
表題作は居候先の家主にいろいろされちゃうお話。
ゲイでもなんでもない大学生が家賃とツボの弁償代かわりに体を要求されちゃうというよくあるお話。
ほだされ愛があるとしても、もう一つ説得力が欲しかった。
他にもトラウマ・再会・眼鏡受もの、同僚・嫉妬・下克上もの、花嫁もの、制服(バーテンダー)萌えもの、高校生ものとバラエティーに富んでいますが、それぞれがもう一歩。
あとがき漫画とかカバー裏おまけとか、各お話のちょっとした落とし方とか、ギャグっぽい部分はすっぽ抜け加減がなかなかよかったので、そこのところを前面に出したらいいんじゃないかと思いました。