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koyoi wa kimi to chi no kiss wo
一つの大きな洋館に住む3人の吸血鬼達を主人公にしたお話です。
もともと吸血鬼モノは大好きなのですが、ちょっと変わっているなと思ったのが、このお話に出てくる吸血鬼達は方法はそれぞれ違うのですが、みんな自分の命を危険にさらして相手と関係を持っているという所です。
本来は自分たちの「餌」である存在に対して自分を犠牲にするって、いうなれば究極の愛の形ですよね(このお話では吸血鬼にとっては「愛」という感情はないようなんですが)。
私にとっては、そこがこのお話の最も萌を感じるポイントでした。
最初に収録されている計都と陸のお話が一番長くて、あと2組のカップルは短めなのですが、あと2組のお話ももう少し長めで読みたかったです(一番短い夏日と湊のお話は特に!)。
立野さんの作品をBLで読むのは多分これが初めてじゃないかと思う。
吸血鬼だとか、輪廻転生だとか、実はすごく好きなんだけど、この手の話を題材にしてる割には1つの話が短すぎる気がする。
短いから展開が急で、先が見えてしまうから物足りない。
あ~こう言う風になるんだろうなぁ・・・
と思うほうに思うほうに話が進んでしまうんだもの。
メインカップルではないけれど、普段は男には全く興味を示さないはずの夏日(なつひ)が、何の気まぐれか病気の男の子の寿命を延ばしてやる話「白百合香」は、短くてもなんだか好きだった。