乱菊
日の出ハイムの銀魂本・再録集。
2007年夏コミ発行『軽い機敏な子猫なんびきいるか?』(銀-1)、2007年冬コミ発行『夜歩いているあるよ』(銀-2)、2008年春コミ発行『関係ない喧嘩』(銀-4)、2008年SCC発行『糸瓜喰ふて浮く街へ』(銀-5)、2008年6月発行『夏までまつな』(銀-6)の5編に、2007年冬コミペーパーの収録。
全てあとがきまで再録されている上に、それに対するツッコミもあるのでなかなかに楽しめる1冊。
つい最近までこれらの本は完売していた為に高値でのやり取りがなされていたが、この本のお陰で初期のものは適正価格で全て読めることとなる。
ありがとうハイムさん!
ただ3冊目の『わたしまけましたわ。』は、近藤×桂ということで、カップリングが乱立するので、今回の収録からは外したとのこと。
次回の再録本に期待したい。
今後も銀ヅラベースの桂総受け(桂あまやかしぎみ)で、まったり描き続けてくださるらしいので非常に楽しみだ。
二次創作なので原作に興味のない方には、なかなか手にとる機会はないかとは思うんだけども、二次であってもハイムさんの少しとぼけた作風というのはよく表れていて、オリジナルが好きな読者の方にも読んでいただきたいなあというのが(ハイムさん&原作)ファンとしての本心。
ちなみに原作はストーリー的にそんなに入り組んでいない・・・と言うか行き当たりばったりのシュールな作品なので、そんなに敷居は高くないかと。
136頁という読み応えたっぷりの1冊。
原作なんて知らなくても大丈夫!というハイムさんファンの方、ぜひぜひぜひ。
この作品は、18歳未満の方には不適切な表現内容が含まれています。
18歳未満の方のアクセスは固くお断りします。
あなたは18歳以上ですか?