乱菊
日の出ハイムの銀魂本・第1弾。
蕎麦屋で酔いつぶれていた桂を介抱しようとしていた銀時だが、気づけばそこはラブホの最上階でした・・・・・・え?なんでやねん!というお話。
幼馴染みの気安さの中で、それを超えてしまいそうな危うい雰囲気も混じり合い、なんともくすぐったい空気が全編に流れていた1冊だった。
結局は桂の無防備な色気に当てられて、辛抱たまらず襲いかかってしまう銀時だが、何だか言い訳だらけで往生際が悪いところが、非常に萌えだった(*´∀`)
好きなくせに、ヤれてうれしいくせに、それを出せない銀時が何とも良い!
そのわりには、昨晩のことを何も覚えていなかった桂に対して、密かにガッカリしている姿もコレマタ・・・。
やはりツンデレ代表。
桂の泥酔していた理由は聞かずとも分かっている銀時。
またそれを説明しようともしない桂。
友人と言うには繋がりが強すぎる2人だけども、あえてそれを口に出さず、素知らぬ顔をしながら生きてゆく関係も武士らしくて素敵だ。
ハイムさんは「しょうもないアホエロ」と評しているが、なかなかどうして硬派な内容。
桂の人生において銀時がそれを占める割合はどれくらいなのだろうと、心なしか寂しそうな彼の表情を見ると、ついそんな事を思ってしまう。
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