コロン
日の出ハイム氏の個人サイトで事前にアンケートを取り、票が多かったシチュエーションで
銀時×桂の話を作るというもの。それにしても可愛い二人。古いゲームや漫画ネタもあってシュール
でほのぼの。ネタにくすりと笑うも良し。可愛い二人に萌えて笑うも良しな一冊。
日の出ハイムの銀魂本・第11弾。
今回は全年齢対象本なので、表紙のイメージ通りとても可愛らしい1冊で、今で言う中一くらいの銀時と桂の他愛もない日常話がメインとなる。
とは言うものの、80年代が子供時代だった世代には、ちょっと堪らない小ネタもあちこちに仕掛けられている。
スーマリ、ドラクエ、ジャンプにコロコロ、また草むらに落ちているエロ本などなど、別にBL要素関係ないんじゃあ・・・と思いつつも、スーマリ無限増殖にはニヤリとしつつ読んでしまったんだけども。
ハイムさんいわく、今回はノスタルジックを思い描いてストーリーを練ったそうで・・・まあ「草むらにジャンプ」がそうなのかどうかは分からないが(笑)、甘酸っぱい2人の淡い思い出は存分に描かれている。
この頃から桂の無自覚な色気に当てられていたと思われる銀時。
きっと複雑な気持ちのまま大人になっていったんだろうなと思うと、少々気の毒だ。
そして相変わらずあとがきが熱いハイムさん。
こちらも十分に楽しめる萌え語りとなっているので、飛ばさないで読んでほしい。
絵柄も相当愛らしいので、あえて言うならば安心して普通のファンにでも貸し出せる一品。
ぜひぜひチャレンジしてほしい(*´∀`)