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BL界の異端児(褒め言葉です!)であるお二方の
夢の様な対談の為だけに購入しました。
特に岡田屋先生がコミック雑誌で対談されるのは
これが初めてなのではないでしょうか。
わずか8Pながら濃ゆいの何の。
大変恐縮ながら、大好きな岡田屋先生の対談と
幻の第1話のみを取り上げて感想と参ります。
ー愛と暴力と筋肉とー
初っ端から筋肉話で盛りあがるお二人。
最高の褒め言葉が「馬のような」って、
さすが我が道をひた走る風雲児方は次元が違います。
ムキムキよりは細くて締まった体系がお好きだそう。
そう言えば、正に東洋人は体質的に細く締まるタイプだと
聞いた事があります。
暴力というよりは、エッチシーンの表現についての語りは
お互い正反対のアプローチをされていると感じます。
生活サイルクや漫画の描き方などは軽いジャブで、
ついには月代、弁髪萌えでインタビュアーも口を挟めぬ
遥かへと飛んでいかれました。新たな宇宙が誕生しそうですよ。
そんな中でも、BL作品における女性の扱いについての言及は
大変うなずけるものがありました。
ー情熱を体現するタンゴー
大幅改定で出版された単行本には収録されなかった
幻の話「タンゴの男 step1」」が再録という形でお目見えしました。
ああ、何てことだい、永遠に拝めないと思っていた
2人のダンスシーンがあるではないですか!!
ありがとう、ありがとうー
美しくて目が釘付けになりました。
坊主頭でムッキーなヒロは相変わらず可愛いし、
そんなヒロが無防備にフェロモン垂れ流している様子に
嫉妬するアンジーは、これまたセクシーでワイルド。
男ばかりのダンスのレッスンの1コマは眼福です。
時系列では単行本より少し先、ヒロがタンゴを習い始めた頃に
あたります。
そして、同誌で掲載されていた「GOGOBOYの憂鬱」(後に同人誌として発行)の脇役2人が、ヒロのジム仲間として登場しています。
彼らはヒロ目当てで盛り上がっているのですが、
ごつい男達がきゃっきゃしている様は、もう可愛い以外の
何ものでもないです。
惜しくも休刊した同誌ですが、岡田屋先生がお好きでしたら
この幻の「タンゴの男 step1」を読むためだけに
購入しても絶対損はないと思いますよ。