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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
舞台は18世紀フランスの貴族社会。
もうこれだけでお耽美な世界が想像されますよね。
甥っ子が好きで好きでたまらない貴族のアントワーヌ。
美しい容貌ゆえ、誰もがアントワーヌに一目置いている。
もちろん、男女問わず色目で見られるが、アントワーヌは甥っ子ジョルジュに一途。
まぁ、なんだかんだでお互い「好き」って事はわかりあったのですが、いざ体を繋げようか…となったら逃げ腰のアントワーヌ。
好きだけど、キスまではできるけど…その先はなぜか進めない!
それはアントワーヌが、ただのブラコンだったという、間抜けな理由。
そして昔からの知り合いで腐れ縁、画家のジュールと恋に落ちてしまう。
なんていうか…、フリルの付いたシャツを脱がされていくシーンは、とてもそそられますね。
シーツに流れる長い金髪とか、無造作に脱ぎ捨てられたシャツとか、もうビジュアル的に美しいのなんのって!
アントワーヌの顔も衣装もすごくキレイなのですが、全体的に世界がきれいなんです。
そして身分違いの恋!ツンデレ!
普段は澄ました貴族の御曹司が、恋人の質素なベッドの上では乱れて甘える。
オトナの恋愛ですので、ストーリーもしっかりしてます。
BLだけどオトメな気分にさせてくれる。
いつも同じ系統の本を読んでいる方、是非コレを読んで18世紀フランスを味わってください。
現実を忘れ、夢の世界へ行ける…そんなステキな1冊ですよ、オススメです。
過去作品の愛蔵版。いっぺんに読めるのはいいですね。1話目ではアントワーヌがあまりにジョルジュジョルジュ言っているので、ジュールとくっつくとは思いも寄らなかったんですが、やっぱりこのカップルが一番しっくりきますね。(ジョルジュはアントワーヌの甥)
アントワーヌは、ツンデレっていえばツンデレなんでしょうね。ジョルジュに入れ込んでいたばっかりに、他に浮名を流していなかった分、うぶなわけですからね。
自分を見ていてくれないと不安になる感じ。でも、自分の行動には無頓着。
あ、今気付いちゃった、二人とも末っ子だ。ジュールって大人の雰囲気なので、あんまり末っ子なかんじがしないなぁ。(さらにアントワーヌよりちょっとだけ遅生まれ?)アントワーヌはジョルジュのお兄さん的存在な分、しっかりしてそうですが、やっぱり甘えがそこここに出ていて可愛いですよね。
18世紀フランスのきらびやかな貴族社会が舞台で、周囲からあれこれと横槍を入れられながら愛を育んでいく二人です。二人は一々グルグルしますが、ちょっかいかけてくる人たちが揃っていい人なので、読後感もいいですよね。
あと、やっぱりヴィジュアル!皆さんのお召し物がもう、垂涎物で!これは安曇氏ならではでしょう。
これだけ厚いお話でも、ジョルジュは結局成長途上。1話でこだわっていた人ですから、なんとかオチをつけて欲しかった気もするのは欲張りでしょうか?