条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
ame no naka shiawase no oto
ちょっと詩的なタイトルに惹かれて読んだのですが、期待しすぎたかな…^^;
登場人物や周囲のキャラも作者さんの頭の中ではしっかり組み立てられてる気がするのですが、それが十分に描き切れてないというか、そういう設定を十分に伝えきれてない気がしました。
その中でも一番気になったのは(そして最後まで明かされることがなかったのですが)、唯一の子供のキャラ、ユキちゃん(笑)。彼女は一体誰の子なんだろう?(笑)そしてどうして黒木と一緒に住んでいるんだろう?
颯もあとがきを読むと作者さんはキャラ作りに一番労力を使ったようなんですが、ちょっとよく分からないキャラでした。
ほぼ初対面と言っていい春樹に「役者向いてないよ?」って、すごく無礼な印象しかないし、その後春樹が一度落ちた役に戻してもらえるよう口添えしたみたいなんですけど、その理由も分からないし。
こういう細かいことなんですが、私には理解できないことがちょくちょくありました。
それに加え、時々会話が理解できないことがあって(すみません、これは私の問題なのか、作者さんが目指している方向と私の思考方向が違うのか…)、お話の中に素直に入っていけないということもありました。
表題作よりも同時収録の短編の方が私には理解しやすかったので、萌はそちらの方により感じました。
短編にも1作品、役者を目指してる若者が主人公が登場するのですが、この作者さんの好みなのかな~?と思いました。
役者モデルバンド・・・・
こういった職業にどうしても抵抗がある
別世界すぎてイメージだけになるからかもしれないし
日常生活として受け入れられないのかもしれない
今回の作品も役者を目指している彼が主人公
仕事関係になると絡む人が多くなりすぎたり関係性が広がりすぎて読むのに嫌気がさすのですが
この作品はそこまで広がらなくてほっとした
良い話のような気もするが
すーーと終わってしまった気もする
感情のない読み聞かせ本のような
いまいち自分が読んでいる気持ちになれない作品でした
随分昔に読んだ記憶があったのを
あとがきで思い出した・・・
可もなく不可もなく……あえて云うなら、面白みにかける。
(あぁ言っちゃった)
ストーリーもキャラも印象薄い。
絵もストーリーも嫌いじゃないけど、コレ良いよ!ってのが無い。
もう一歩突っ込んだストーリー展開なり心理描写なり、グっとくるところがあればなって思いました。
……ここまで、かなり抽象的な感想ですね。
ペンネームだけ見れば、ゲイ漫画家さんみたいですね(どーでもいいですねw)
ちょっと隠れ家的なひっそりとある喫茶店に、黒髪美人なマスター。無口で無愛想で……でも、そこらへんの一般人にはない素敵オーラを漂わせて。うん、なんか惹かれるよね。そんなキャラ設定。ってそれだけっすよ。
役者志望の春樹にはずっと気になっている喫茶店がある。
ある雨の日、雨宿りにとその喫茶店に入る春樹。そこにいたのは、なぜか雰囲気が普通じゃなくどこか威圧感のある男・黒木。
それから春樹はその喫茶店に足を運ぶようになります。
春樹は黒木さんはどこか違う雰囲気があるって言ってましたが、普段の黒木さんはイスに座って本読んでて他人に無関心で。
でもそんな黒木さんが笑うとすごい可愛いですw「ハル」って言って春樹にキスするのとか萌えましたね。
雨のシーンが多く、雨が嫌いだった黒木さんですが春樹を好きになって黒木さんの中でなにかが変わり雨音と好きになれて、最後には快晴のように晴れやかな気分になれる作品だと思います*
春樹の「天気のことなんか忘れちゃうくらい俺だらけにするよ」ってキザなセリフにはにやけましたw
あと脇キャラの黒木と同居してるちっちゃい女の子のユキジちゃんが可愛かったw
春樹の憧れている俳優の颯もすごくかっこよかった…w
雰囲気はしっとりとして、癒されたい人が読むには丁度いいんじゃないかと思えるくらいなんですが、まだ謎の部分が多すぎて消化不良気味・・・
黒木さんの背景はほとんど明かされないままだし、ユキジちゃんや颯をはじめ、脇の皆さんもなんだか謎を抱えていそうだし、描き下ろし120ページの割にはまだ足りない。
今回はハルキ君の落ち込んだ気持ちが前向きになってきたことだけがよかったところかな。