お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
street guerrilla
城市游击队
6巻まで出ており、既刊を全て読んだ上で感想を書いてるのですが、もともと連載していた雑誌がBLBLしたものでなかったようで、作者さんも「この2人は友人より少し上くらいの関係…」で考えていたそうです。
なので、BLを求めて読むと少しというか、序盤はかなり物足りなく感じると思います。
女の子視点のお話も多く、女の子と付き合う描写もかなりあります。
何しろ主役がけっこうナンパしたりナンパされたり…。
この一巻は完全に主人公二人が知り合い、親友になるまでを描いた学園コメディーで、笑いあり?友情あり?ナンパあり。
おバカな高校生活!て感じです。それに、おそらく作者さんのお好みだと思うのですが、所々にオカルト要素が入ってます。
(このオカルト要素はシリーズ後半も続きます)
ジャンルとしての仕分けは何なんだろ~f^^;分類がなかなか難しいかもしれません。
主人公の一生は父親に性的な虐待を受けていたという重い過去があって、そのせいで人間不信(特に男性に)の気があり、男性に触れられるのもダメ。だけど同じ学校の秀一と知り合ってから少しずつ改善されていきます。
秀一はものすごくお調子者で、ものすごくおバカで(頭はいいんですが)
とてもモテる。デリカシーがないんだけど、逆に壁を持っていても踏み越えて友人になってしまう。図々しいんだけど、とても眩しく見えるキャラでした。
最初は毛嫌いしていた秀一を、一生は最後の方では友達になりたいと思うようになっています。
一生の過去のお話は重いけど、コメディーを取り混ぜてるのでそんなにドロドロした感じではないです。
むしろも少しデリケートに扱ったほうが?てくらいさらっとしています。
この巻では普通に女の子と付き合ってるのでBLして読むととっつきにくいと思います。
これから唯一無二の親友になっていく二人の長い一歩の始まり、という巻でした。