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城市游击队
ストリートゲリラの3巻。BLと呼ぶにはまだまだ要素は薄いのですが、一生の過去のトラウマでなぜ男性にさわられたりするのを嫌っていたのか、それが秀一にばれるという結構重要なエピソード…なのですが、思ったよりあっさりだったなあ。
こんなにさらっとした扱いでいいのかな?という感じでした。
一生が殺人事件を目撃してしまうというサスペンスじみたお話ですが、実質はオカルトです。
儀式とか性転換など、ちょっととっつきにくいと感じました。わりと内容がさらさら~と頭を流れていってしまったというか、オカルトはオカルトですが、ちょっと説明・展開が散らかっていて読みづらかったかも。
そこに一生が過去父親に虐待されていたストーリーが絡んで来るんだけど、それをここで混ぜてしまうのか…という感じで。
その後、秀一が一生の父親に会いに行くのですが、その父親との会合もやけにあっさりしていて、一生の過去のお話はも少しじっくりやって欲しかったなあという感じでした。
ラストもえ??そんなのあり?見たいな終わり方になっているのが何とも…。
このシリーズは作者さんのデビュー作なので、今ほどの読みやすさや説得力がなく、失礼ながら少々つくりが甘いなぁ~というのが個人的な正直な感想でした。
連載当初はBL雑誌でなかった作品なので、BLとしてどうかというのはこの時点ではあまり気にしませんが、漫画そのものとしてもちょっと読みづらさを感じました。本格的に秀一と一生の恋愛ものになっていくのはこの後なので、今後に期待したい作品です。