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c・darwin
さて商業誌版『C.DARWIN』2巻めです。
大地とラビの二人、あまりに育った環境が違うのでそう簡単には上手くいきません。
ラビは孤児としてずっと一人で生きてきたから、心に何重にもバリアを張らざるをえないのです。
自分がこれ以上傷つかないように先回りしようとするのが痛々しく、しかしそれこそがラビが一人で生きるためのに得た知恵だったのですよね。
それなのに大地はラビの心のバリアを壊そうとする。
大好きだから相手の心の痛みを知りたいと思う大地の気持ちに、ラビがどう向き合えるか、、という話が次に続いてますので、3巻まで揃えて読んでいただくことをオススメします。
12、13才の少年にしてはかなりの早熟さでですが、
恋することの痛みや苦しみについても言及する、少年達の話ではあるけれど大人が読むにも耐えうる内容となっていますw
同人誌との関連を整理すると、商業誌版1巻が同人誌『C.DARWIN』+αを加筆修正、
商業誌版2、3巻が同人誌版『C.DARWIN2』+αに加筆修正されたものとなります。
この加筆修正部分ですが、なんと元の原稿が水害に遭われたそうで手直しが入り、絵が新旧入り乱れてます。
同人誌版のほうが絵柄が揃っているので読みやすさがあるかも。
でも商業誌版にて絵柄以外も修正部分がありますし、
何しろ加筆部分が魅力的(敵キャラのシャマンとエヌマの話が2・3巻に追加されてます!)なので
個人的には両方をおすすめしたいところです。