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近未来の東京が舞台ですが、闇の組織が権力を握り、政府に不満を持つグループが沢山存在して、治安も最悪な状況になっています。
そんな状況の中で出会った遮那と九狼のお話がこの巻ではメインなのかなと思います。
といってもそれはこのお話の中でも九狼が語る過去の話になるのですが…。
2人が出会った状況がかなり過酷で、特に九狼がいた環境が厳しいです…。
遮那は一人になってしまった九狼を拾うのですが、実はある目的があって…。
お互い損得勘定があって一緒にいる様にも思えるのですが、今後どうなっていくのか気になります。
結構登場人物が多くて、男性キャラはほぼ全員かなりのやんちゃです。
バイオレントなシーンも多めですが、たまにはコミカルな台詞で和むこともある作品です。
近未来が舞台。ビブロス時代の初期作品(非BL)はこういった近未来の仮想世界で、荒削りだったり純粋だったりする男たちのお話が多いですね。リブレのクロフネレーベルで読めるのはありがたい。
東京を誰が獲るか、という抗争の中、不良グループの長同士の絆のようなものがテーマになっているかなと思います。
特に強いクロウですが、何やら過去にはある人物と因縁がありそうで。。
いろいろと伏線が張られたA side、舞台は整ったというところで下巻となるB sideに続くようです。
早く読みたい。。