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全部で9つの短編が収録されているのですが、中にはシリーズの中の一話というお話もあります。
既に単行本で読んでいた作品もあったのですが、好きな作家さんで初めて読む作品もありました。
心霊がテーマですが、霊の強さやお話に与えている影響度は様々でした。
ガッツリ強くてそれがお話のメインになっているものもあれば、ちょっと怖い話で聞く位の影響力のものも。
個人的に興味深かったのは、やまねあやのさんの『学校の怪談』、直野儚羅さんの『君に囁く未来』、東里桐子さんの『極限範囲』、科乃メルコさんの『わがままな神サマ』でした。
やまねさんの作品は今まで読んだ単行本では読んだことがなかったので、単行本には収録されていないのかもしれません。
直野さんの作品は単行本に収録されているようなのですが、この後も続きそうな感じだったので、機会があれば単行本も読んでみたいと思いました。
科乃さんは初読み作家さんだったのですが、童顔でとても先生には見えない主人公と独占欲強そうな天狗のお話がほのぼのと可愛かったです。
既読だった神崎さんの作品でしたが、単行本で読んだ時はいきなり幽霊の話が出て来て唐突な感じだったのですが、この雑誌のテーマで描かれていた作品だったんですね。
新田さんの作品も『春抱き』は通しで読んだことはないのですが、このお話がいきなり出てきたらちょっと唐突な感じがしそうです。
しかし…新田さんの絵って、女性キャラがゴツくて骨太なので女性っぽく見えないのが気になります…(汗)