乱菊
日の出ハイムの銀魂本・第9弾。
今回はイベント合わせの突発本らしく、サイズも含めて非常に可愛らしいつくりとなっている。
活動資金を稼ぐなら雇われる身より主になった方が良い、と辰馬に言われたのを真に受けた桂は、ゴザに「桂屋」という立て看板を立て、なんでも屋をすると自信満々。
もう・・・その勘違いっぷりが強烈にカワイイ。
やはり桂は皆のお姫様なんだな。
そしてそんな桂に対する辰馬・銀時・高杉の反応が、これまた「らしく」ていい。
何でもすると言われて邪な妄想を働かせるのはお約束で、『いやらしいのう おんし』『いやらしいな オメエ・・・』『フン・・・いやらしいな・・・』の3バカトリオのワンパターンには本当に笑ってしまう!
最終的にはおいしいところは辰馬が持って行ってしまった感じだが、意外とこのカップリングもいいかもだ。
しかし銀時の発したセクハラまがいの発言にだけ、ぽっと頬染める桂。
やはり銀時なのか!そうなのか!
そんな妄想を馳せながら、楽しく読める1冊だと思う。
ぜひぜひ。