条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリーズ2作目、完結編です。
新(受け)に認めてもらおうと芸能界に入った正臣(攻め)。
まだ正臣の気持ちに応えることは出来ない新。
正臣がドラマ撮影で俳優から嫌がらせを受けていた。
心配する新だが、うかつに近づくわけにもいかない。
見守る新の前で女優のケイが正臣に迫る。
正臣にベタベタするケイに複雑な思いの新。
そんな中、撮影中に正臣が3階のバルコニーから落ち意識がない状態だと知らされる。
動揺する新は、正臣の存在がどれほど大きなものだったか、改めて分かった。
この巻になると急に正臣が成長し、精神的に大人になった気がする。
やっと正臣の想いが届き、恋人になれた二人です。
番外編は、次男三樹雄くんのお話です。
クラスメイトの女子からはオバサンぽいと言われ、酔った父親の雅信を叱ると、口うるさい女房みたいだと言われた三樹雄。
でも、過去に母親から「なにもできないあなたは、ただの厄介者。パパに捨てられたくなかったらちゃんとするのよ」といえわれ、自分がしっかりしなければと思っている。
でもそんな三樹雄に「君の人生は君のものだ」と言ってくれた男性がいた。
牧野(攻め)だった。
その言葉を思い出し、牧野の家へ行く三樹雄だった。
個人的には番外編の二人の方が好きだった。
ヘタレワンコな牧野だが、彼なりに大きな愛で三樹雄を包んでいて、三樹雄も幸せそうだった。
エッチはなしだが、可愛いお話だった。
シリーズ2冊目です。
前巻からの続き、正臣が芸能界デビュー、ドラマの役を与えられるのですが、新人イビリをする先輩俳優に目を付けられ、仕事場で陰湿な嫌がらせを受けるところからお話が始まります。
前巻の途中から受け様の気持ちがかなり攻め様に傾きつつあったので、恋愛面としては予想通りの展開で安心して読めるのではないかと思います。
攻め様はまだ高校生なのに男前な性格で年齢よりも大人。受け様も相変わらず乙女です。
私は乙女すぎる受け様はちょっと苦手なのですが、新は苦手キャラに近いので、やはりそこが気になりました。
後半は正臣の弟、三樹雄が主人公の番外編です。
留守がちの父親のせいで家庭内では母親的立場の三樹雄君、まだ中学1年生だったとは…(汗)。
読んでいくと安藤家の兄弟は正臣と末っ子の希君は血が繋がっているようなのですが、三樹雄君はどちらとも血縁がないという台詞が出てきます。
ということは養子なのかな?その辺りの説明がなかったのですがどうなんでしょうね…。
気になる三樹雄君のお相手なのですが…正臣x新カップルのお話の時にほんの数コマ登場したキャラで、一体この人は誰?と思わず思ってしまいました(笑)。
かなり年上ですが誠実な男性のようで、そこは良かったかな…。
ただ、色々説明不足だと感じることが多かったお話でした。
余談ですが安藤三兄弟の父親、雅信が今回は髭少なくて(もしくは全くない)、かなり若返ってます(笑)。
ヘタすると新とそんなに年変わらないように見えます。ヒゲあるのとないのとでこれ程までに印象変わるのか!と思ったキャラでした。