お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
私がこのジャンルにはまったきっかけの本です。
執筆人
猿屋ハチ・染谷留衣・139・ムンタ・雨暮ギド・やまと・ハガイノチ・アジ郎・山田2丁目・鯵宮真・徳永マコ・夏目ココロ
マコさんと夏目さん以外描き下ろし。
描き下ろし総計100Pの豪華な本です。
いつものようにお気に入りをつらつらと。
ハガさん「THE 有頂天ゾロサン」(描き下ろし)
ひとつになりたいゾロとそれを嫌がるサンちゃんの話。ばっちり絡みあり。
コメディ調なんだけど、ふたりの気持ちの昂りが、萌えが凄いんです。
2コマ目のゾロは、ケムリンに見えます。
マコさん「What’t new pussy CAT?」
発情期にゃんこになったサンちゃん。どーんと絡みあり。
甘えん坊にゃんこになったサンちゃんが可愛らしいです。カマトトOK♪
マコさんもう活動されてないんですよね?!ぷっつりいなくなったのでびっくりしました。
アジ郎さん+イラストが山田さん「斬られたがりの夢」(書き下ろし)
アジ郎さんはすこーんとオープンにエロいから好き。
というわけで絡みあり。
139さん「狐日和」(描き下ろし)
体は重ねるけどサンちゃんがなにを考えてるかイマイチ分からないゾロ。絡みあり。
サンちゃんがあまのじゃくというかツンデレというか・・・んもうカワイイ!!
やまとさん「夜明けのジュークBOX」(描き下ろし)「ナツメ」(再録)
やまとさんの絡み色っぽくて好きなんだぁ~。年に2回と言わずもっと描いて欲しかった・・・!!もう過去形でしか言えないのが悲しいよぅ・・・。
再録の「ナツメ」がやばい!!
エロいっていうのもそうだけど、
フラッシュバックっていうのかなぁ
連鎖反応・・・う~ん、同調連鎖とも違うのかなぁ
今起こっていることで、過去なんかを関連付けて思い出すこと
そういう瞬間を表現できるって凄い!と思いました。
っていうかエロい!(笑)と。
情景とかもイイんですよねぇ~。
表情も萌える。っていうかんもう、やまとさん好き。
ハチさん「不確実要素なり」(描き下ろし)
チョッパー可愛い!!毎回言うよ!!(笑)
だってチョッパーが可愛く描ける作家さんって意外と少ないんだよ!(特に尾田っち絵だと)
・・・じゃなくて
毒かもしれないりんごを食べたゾロを心配するサンジさん。絡みあり。
チョッパー可愛いなぁ~。まだ言うよ。
タイトルのナイトクルーズはアダルト向けの意味なんだそうで
アダルト向けだけあってお色気たっぷりの本ですよ。
発売は2006年、私がBLの存在を知り腐の道に目覚めたキッカケがこの本でした。
相当昔のアンソロジーですが今も大切に手元に置き読み返します。
アンソロジーコミックは当たり外れがある印象ですが
このゾロ×サンジNight cruiseは全作家全作品捨てるところ無しの神作品集でした
人生ではじめて出会ったBLがこの本なのは
本当に今思うと引きが良く運命的な出会いだった様に思えます。
この、ふゅーじょんぷろだくと発行ゾロ×サンジは
シリーズ作品であり
これは4作目にして1作目の初の全編アダルト路線です。
それまでの1〜3巻でもR18描写はちょこっとありましたが
キス止まりくらいで基本は全年齢向けが多めでした
このシリーズのいいところはなんと言っても
それぞれの作家さんが内容の濃いストーリー性のある作品を描いているところでして
ペラい本や同人なんて言葉に収まるにはもったいないくらいのドラマチックなラブロマンスが多く収録されています。
今回の本、全ての作品素晴らしいのですが
中でもオススメは個人的に
●徳永マコさん「What's new, pussy CAT?」
徳永さんの描かれるゾロサンは体格が他作家より比較的しっかりめ、なのに顔は可愛らしく甘いフェイスで
その絵柄が凄くセクシーでたまりません
そんな徳永さんの描く淫らな猫化サンジ、なんと性癖をくすぐるシチュエーション。。。
というか、初めて読んだBLなので
この話がキッカケで猫耳男子に萌えを覚えました。
H描写もすばらしいです。
●鯵宮真さん「桃色パンチ⭐︎」
たった6ページという少ないページ数なのに
ちゃんと満足できる読み応え
コンパクトにお色気が詰まっている
サクッと読んでニヤッとできるそんな話
鯵宮さんのゾロサンは絵のタッチがアッサリしているのにサンジくんの身体つきがとんでもなく卑猥で
とにかく絵にしても話にしても無駄がない。
そして安定のエロさ(三巻も良かった)
ホント、安定の作家さんです。
●夏目ココロさん「アイランドウォーカー」
ゾロとサンジくんが超王道なデートコースで
映画みたりショッピングしたりバーに行ったり
ラブラブカップルを楽しんで
そのままホテルでベッドインする
という話をサンジくんがロビン姉さんとする話
ページのボリュームもしっかりあり
がっつりと王道ラブラブイチャイチャデートをしているゾロサンが見れます
あまりにもベタすぎてこんな話を描く作家さんが他に居なかったのが逆に新鮮さがあり素晴らしいです。
●やまとさん「夜明けのジュークBOX」「ナツメ」
この本の主役であり大トリ。
CDアルバムでいうと2曲目に来る感じの1番メインになる作品です。
もう作画からストーリーからエロから何から何まで全てが満点六角形の
この本の枠を超えてゾロサン同人界で生み出された作品の中でもダントツトップなんじゃないかという神作品でした。
キャラクターの表情から情熱をもって描いているのが伝わるし
読み終わったあとに映画を見終わったような気分になります。
やまとさんの作品は妹さんのハガイノチさんも含め全てオススメですので
この本をキッカケにファンになられた方も多いと思います。
今は2020年、この本が世に生まれてから14年が経ちますが
いまだ色あせない素晴らしい1冊です
1人でも多くの方がこの本の存在に気付いて入手していただけるようレビューを添えさせていただきます。
この本に参加されている作家様のほとんどが
既に活動を終了されていますが
こんな素晴らしい作品を生み出して下さった事にひたすら感謝します。