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天使のタトゥは青春の刻印。
angelic conversation
作家さんの新作発表
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便利屋のブンの物語である、いわゆる「WALKERS」のシリーズ。
ブンの過去、高校生時代からの話が、本作「エンジェリック・カンバセーション」。
「ARE YOU enemy?」
作者様のデビュー作?なのかな。
ブンはすでに便利屋で、闇金からの借金に苦しむ大学生くんを、ビジネスパートナー?のハトと助けるお話。
どう助けるかって?爆弾を作ってるアブないハトが、借用書を文字通りブッ飛ばす!
「エンジェリック・カンバセーションI」
ブンの昔語り。
高校生時代、出入りしていた喫茶店の店主で麻薬もやってるアキオさんに、天使の刺青を入れてもらったり。そのアキオさんはオーバードーズで入院しちゃって…
病室で黒衣の天使を見た気がするブン。
「ハイパー・チキン・マン」
ハトのエピソード。ハトはノンケなので、女のコとのお話ですよ!
お父さんは国会議員のお嬢様・15才のかれんちゃんとの小難しい関係、です。
「エンジェリック・カンバセーションII」
大人になったブンとアキオさんの再会。
アキオさんは相変わらずクスリに依存してる危なっかしいヒトで、ブンは何とか助けたいんだけど…
またオーバードーズでアキオさん入院。
ブンとアキオさんの付かず離れずの関係性です。
「FLOOR」前編・後編
女子高生の事故死に居合わせてしまったブンが、その死の真相を探るお話。
これは救いのない話で、暗く重いエピソードです。
スナッフビデオ(リアル人殺し撮影ビデオ)関連から犯人探しをしていくブンに危機が…!
後味悪〜い一編です。
「A-LIFE/B-LIFE」
いとこの凪子の登場エピソード。
ブンと凪子のママ達は双子の姉妹。だから2人はよく似ているよ。
「クサレエン」
ハトとブンの出会い。つまり高校生時代。
ハトはアフロではなくてメガネでもなくて、でも当時から「革命」って言ってたよ。
はっきり言ってBL臭はほとんど無い。
私自身も、ブンのあれこれを既に読んでいて遡っての本作だから面白く読む、という感覚で、これだけ1作読んだら正直「ふーん」かもしれない。
ブンもアキオさんも、はっきりしたセクシュアリティは確立してなくて、女性とも男性ともどちらともフワフワと…
でもそれが宮本佳野さんの作風にも合ってると思う。
便利屋ブンの非BL系WINGS-side
多分、ミステリー系?
アキオさんやハト、凪子との関係が明らかになるような作品が、この1冊にまとまっている。
表題作の「エンジェリック~」が、アキオさんメイン。
何となく、アキオさんとは、もっとガッツリとベッドシーンがあるような記憶があったのに…
宮本さんの作品は、同人誌でのサイドストーリーがいろいろあるから、その中の何かと、記憶が混ざっちゃったのかなぁ。
「A-LIFE~」は同人誌で出してた、凪子登場の話。
「クサレエン」が、ハトとのなれそめを描いた書き下ろし。
そのほかの作品が、便利屋稼業編。
それにしても、ハト
ブンよりハトの方が、よっぽど男前みたいなのに、何でこの時代に左翼?って設定がおもしろいよね。
WALKERSシリーズ愛蔵版第1弾。
まとめて読むとこんな感じなんですねぇ。
記憶に残ってたのはアキオがヤク中でどうしようもない奴って所ばっかりで、なんだかアキオが主人公的な気がしていたんですが、ブンが主人公だったんですねぇ。どうして誤解してたのかしら?どう考えてもBLじゃないしね。初出がWingsだっていうことは、そもそも普通の漫画扱いなわけですよね。
学校に通うのも嫌だった高校生の頃、アキオの店に入り浸り、エンジェルのタトゥーを彫ってもらったブンが大人になり、同級生のハト(元左翼・爆弾魔!)、従妹の凪子と一緒に便利屋を始めたことで遭遇する数々の事件のお話が中心。
胡散臭く、違法なこともやっちゃう便利屋ではあるものの、正義感が強く行動が早いブンとハトです。
便利屋の事件簿として読む分には二人がかっこいいのと、正義を貫いてくれるので気持ちいいです。
しかし、どうやらブンの中はアキオに支えられている部分が大きいらしく、アキオになにかあると放っておくことができません。
そんなアキオは、周りの心配をよそに一々向こうの世界に行ってしまうくらいのジャンキーで、美人で穏やかで儚げで守ってあげたくなるような存在ではあるものの、アキオが入れ込む気持ちがいまひとつ理解できない私であります。
トンだときに見えるという天使に何かがあるのでしょうが、あまりに象徴的過ぎて私にはまだ理解不能であります。
第2弾を読まねば。