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zantei koibito
『暫定、恋人』
優秀な部下・倉橋×バツイチやり手上司・坂本。
酔った上での過ち、勘違いから始まりました。
珍しくやってる二人です。
しかし見事な朝チュン、ほんまにスズメが鳴いてるよー。
黒さと素直さをあわせ持つ、典型的秋葉キャラの倉橋も可愛いし小野も捨てがたいですが、今作のいちおしは坂本課長です。
自信家であけすけで、とことんポジティブシンキング!
いいね、いいね。
仕事面では厳しい課長だけれど、みんな仲良く軽口叩き合って、楽しそうな職場です。
1、2話は倉橋視点、3話目だけ課長視点。
『仏様の言う通り』
幼なじみモノ。
金髪碧眼の僧侶・レイ×一本気な魚屋・信太。
いじめっ子からかばってくれた幼なじみに恋をして・・・の王道ストーリーです。
秋葉さんって様々な定番設定を、しっかりこなしてくれてますよね。
『わからずやで、臆病な。』
先輩×後輩。
高校の卒業式に、後輩の江川から告白された青木。
あっさり振ったその江川と大学で再会。
何度も無神経に江川を傷付ける態度をとるのですが、青木の不器用なところが何だか憎めなかったです。
今まで読んだ中で一番のお気に入り。
エロ的な意味では薄めですが、これ案外好き。
上司で、バツイチで、年上で。
そんな上司が飲み会で飲みつぶれ、介抱のために家に連れてってやったのに。
可愛く「寂しい」なんて乗っかられ!?
そんな一夜の悲劇から始まるお話。
翌朝、すっかり忘れて「お前、俺のこと好きだったんだな。しかたないな~」な上司がちょっと可愛かったwwww
ただ、その可愛い一面が最初だけだったのがほんのり寂しかったかなと思わなくもない。そのノリであと1回くらい可愛い一面が見たかった。
ただ、なんだかんだで好きなんだぜ?
と、サラっと言ってのけてしまう上司は可愛かったです。
口元のほくろってやっぱりエロいよね。
「ごほうび」に思わずキュン(-ω-*)
寂しい上司はおもいっきり甘やかしてやればいいんだ。
そんな上司を気もなかったのに好きになっちゃう年下攻もウマでした。
>>仏様の言うとおり
結局どっちが攻なの?
金髪坊主萌え。きっと坊さん攻だと思う。
>>わからずやで臆病で
受が頑張ってるのが凄くイイwww
女遊びバンバンで、男子校に異名を残した憧れの先輩。
卒業の日の告白。それから~・・・なお話。
どーせだからもっと苦悩すればいいんだww攻は
むしろ先輩受のほうが萌える・・とも思ってしまう。
エロ無し
営業部の課長、坂本は仕事ではやり手で人懐っこくて雑。
でも実は結構寂しがりやで酔っ払うと可愛らしくなり、勢いで部下の倉橋を押し倒してしまう。
で、自分から仕掛けたのに「好きだからやられた」と勘違いして恋人になっちゃう。
・・・なんとまぁバカだ。実にバカでポジティブでかわいいおっさんだ。
でも、この性格と行動パターンには物凄く共感できてしまう。
そーなんだよ中年になると一人寝は別の意味で寂しいんだよなっ。
部下を率いる立場って緊張感のある孤高の立場でもあるし。
でも「相手が好きだから」好きになることにした相手はまだ若造なのに仕事は出来るし、そっけないし。そりゃそーだ。実は押し倒したんだから。
でもバカなんで気づかない。むしろガサツなところ好かれてないのかなとか勘違いして可愛い演技したりする、似合わないおっさんなのに。
そしてそれに対応する倉橋も結局ほだされて好きになっちゃってるんだが、つっぱって可愛くなく振舞うことが期待に沿うことだと思っちゃってる。
あーもう、お前ら可愛いなぁ(ここで急に傍観者視線)
BLについては「外から見てて楽しむ」「どっちかに共感する」「ただ単に抜ける」の三つの読み方をする自分ですが、
この本は「坂本に共感する」方向で好きになりました。
会社組織がどんなものだか、私は知らないのですが、課長を始めとする皆さんが、一生懸命お仕事をしている中でお話が進みます。
他作品も含み、ほとんど色っぽいシーンはありませんが、本来、エッチシーンが無くても読ませられなきゃいい作品とは言えませんよね。
最後まで読むと「暫定」が「決定」のなったのはこうだからなんだ。と納得できます。この二人はこの二人だからいいんだねってわかります。お互いを認められるって理想的ですよね。
課長の営業マンらしい無駄に前向きな思考が、たまらなく笑えて面白かったです!
『俺のこと好きなんだろう?』って、何故そう思うのですか!!(爆)
課長のポジティブ思考に押し切られ「恋人、らしい」関係を続ける倉橋。
そんな倉橋がだんだんと課長に本気になっていく過程、かまってもらえなくて
寂しくて拗ねている様子が可愛くて!とても良い年下攻めでした。
エロ度は低めですが。
一筋縄ではいかないデキる男二人の、丁々発止な会話がとても楽しいです。
私にとっては、可もなく不可もなく。
絵は結構好きな感じなので、萌寄りの中立かな。
リーマンもので、年下攻め眼鏡受け。
30代のバツイチリーマンを描くには絵のタイプが
ちょっとかわいすぎかなーと思いました。
攻めの部下くんの方は良かったんだけど。
でも、キレイ目で丁寧な印象で全体的に見やすかったので
機会があれば、他の作品も読んでみたいかな。
ストーリーは、同じ部署で働く2人のすれ違い・・・な感じで
イチャラブはあまりないです。
後半は再会もの。
金髪の坊さんと同級生。
表題作よりこちらのお話の方が好きでした。
やっぱり(?)若い子を描いた方が向いているかと(私の好みの問題か?)
外人さんっていうのも違和感なくてよかったです。
キャラ的に腹黒さんが好きなのかな~?って感じました。
そこはもっと徹底して書いて欲しー!(笑)
普通に面白い作品集でした。
『暫定、恋人』
はっちゃけた三十路上司受けにクールな後輩くん攻めが、無表情顔の裏側で振り回されてしまう。
酔った勢いで誘われてセックスするところから話ははじまるんですが、翌朝の上司受けが「後輩くんが襲ってきたんだろう」と思い込んでるのがいいですね。
お互いに恋愛感情なんてまるでなかったところからはじまる関係だったのに、どんどん好きになっていく。
リーマンもので年下攻め、好きな要素が揃った楽しいお話でした。
『仏様の言う通り』
この話、いっそすこーんとコメディにしたら、モヤモヤを感じなかったと思うのですが…若干もやもやしました。
『わからずやで、臆病な。』
短いー。
あまあまラブラブになった二人を読みたい。
受けの気持ちが報われるところをどどーんと読みたいよー。
コミックスを読んだのは初めてですが、雑誌で見て「可愛い絵だなー」と気になっていた作家さん。
どうしてもフェアの小冊子が欲しくて、対象作品の中で選んだのがこちらでした。
小冊子が後ろに張り付いていたため内容を確認出来ず、表紙買いしたのが失敗でした・・・
受攻反対だったぁ~~
黒髪部下攻め×眼鏡の上司受けでした。ビジュアル的に、これは無い。私の萌えは、王道寄りなのです!
またこの受上司ったら、爽やかで何事にも動じないし、さらりと交わすのが上手。
「恥ずかしがって(もしくは悔しくて)カァーっと頬を染める」とか「目を逸らす」とかのお楽しみは殆どありません。1カ所あったかなー、というくらい。どっちかというと攻の方が赤くなったり焦ったりしてます。
さて、表題作は萌えなかったのですが、同時収録の「わからずやで、臆病な」はちょっと萌えたので、こちらのレビューにささっと移ってしまいましょう~
これは、大学の先輩×後輩のお話です。ビジュアルも、短髪スポーツマン系の先輩×細身でちょっと可愛い後輩と、王道です。
高校の卒業式の日、後輩の江川から告白された青木は「そっちのシュミないから」と軽く断ります。それが大学で偶然再会したところから、話は始まります。
大きな眼鏡をかけて、泣きそうに顔を真っ赤にしていた姿からは想像出来ない朗らかで人懐っこい今の江川の様子に、青木は意外な思いを抱くと共に、何故かそんな江川を見る度にイラっとしてしまいます。振ったはずの江川が、まるで何も無かったかのように平然として懐いて来ることに何故か違和感を感じる青木。時々、わざと意地悪な言葉をぶつけて試すような行動を取るのですが、その度に江川はニコリと笑って流します。
でも、この江川のかわしぶりが、なんとも切ない。
好きだった人に、こういう言葉攻め(別な意味で)されても平然として見せる彼は健気ちゃんです。
そして、耐えに耐えた後のクライマックス。
青木のあんまりな言葉に、とうとう江川の目に涙が・・・
ああ、こういうすれ違い、ベタだけどキューンとしますよぅ!
そして、この後は感動の大団円かめくるめくエロか!と思いきや。
意外とアッサリな終わり・・・。そりゃないよぅ。ここまできゅーんとさせておいて!!
どうも、この作家さんの性格なんでしょうか?恥じらうエロは苦手なんでしょうか?!
微妙に萌えきれなかった原因が、この恥じらいシーンになる(べき)ところで、恥じらう(べき)キャラが平然とスルーしちゃうんですよね、恥じらいを!
エロは無くても恥じらいが欲しい私としては、これはかなり寸止め的な辛さがありました!!
あと一歩なのにぃ~~。私の萌えは恥じらいにあるのです!
絵柄は好みの作家さんなので、別の作品で萌えを探してみたいと思います。
初読み作家さんです。
悪くはなかったんですが……
あまり、「BL本を読んでいる!」という気持ちになれませんでした。
仕事の話がすっごく多くて、詳しく解説してあります。
まるで、仕事のコミックを読んでいると錯覚しそうになるくらいです。
◆◆ ◆◆ ◆◆
冒頭は良かったです。
「酔っ払って、ヤっちゃいました」的なシチュエーション。
これ、嫌いじゃないんです。
こういうところから始まるラブってのもまた見ものだなーと
思っているので。
「俺、びっくりするほどケツが痛いぞ」とか、
受けの課長が言うのが可笑しかったです。
ちなみにここは朝チュンでした。
その後がですね……。
チラホラ、好きとかそんな言葉も出てくるんですが、
これじゃあ、仕事コミックですよ!ラブ度、低すぎます><
ラブ、プリーズ!
主人公の出来た社員(攻め)と更に出来た課長(受け)が
恋人同士という設定。
大好きな下克上設定です。
うーむ、でもやっぱり、ラブを求めてしまいます。
お願いだから、キスシーンぐらい欲しい!
エッチシーンなくても、朝チュンぐらい欲しい!
もうちょっとでいいから、甘いトコロがぁー!
◆◆ ◆◆ ◆◆
いやぁ、全然ラブがないわけじゃないんですけどね。
少なすぎるところが不満どころってところでしょうか。
今回は、残念。