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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
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表題作は、
『私の描きたいものを これでもかっ というくらい、
つめこめるだけ つめこんだ』
と言う作者さんの言葉通りの作品です。
でもそこで凄いのは自己陶酔に陥る作品に仕上がった
のではなく、きちんとラブコメと言う着地点に向かって
収斂されている事ですね。
表題作の30年後、主人公達の間に生まれた子供は
空から両親に会いに来ます。
その道中を少し描いたのが併録作の『地球着、1週間前 』。
そして、主人公達とその間に生まれた卵を見守る者達の
あるひと時を描いたのが『地球着、秘密のキャンディ』。
『水曜日 放課後』は大型犬な後輩と繊細な先輩が恋に
落ちる模様を描いた独立短編です。
萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
いやあ~可愛いな。可愛いっ
可愛いんだけど、不思議な漫画に出会ってしまった感があります。笑
もはやこれはBLなのかどうなのかさえ分かりませんが(同性であることなんてもう関係ない内容)、妙な愛着が湧いてしまうラブリーな1冊でした。
主人公は市役所に勤める一人暮らしのコウ。ある日、公園で寝泊まりしていた小汚い青年をうっかり拾ってしまったことから、コウの平和だった生活がすっかり様変わり!
なんと青年・ナオの正体はピーーッ(謎の電波障害)だったのだ。そして勢いでエッチをしてしまった翌日なんとコウは卵を出産!ええー??どういうこと!?
……とまあ、フィクションにも程があるやんけ!な無茶ぶり満載な設定で、作者ご本人も楽しんで描いてらっしゃるのがよーく伝わってきます。
こういう、頭にお花が咲いたアホーなコメディ好きだなあぁぁ。平和だ。
何が可愛かったって、脇役のピーーッ(電波障害再び)組合のトリオ・ザ・幹部。その名もナノ、ポス、ボーロ。
ネタバレになってしまうので正体はここに書けないんですが、某もの○け姫にでてくるこだまのようなそのビジュアルの、ラブリーなことといったら……!(鼻息)
コウに叱られ、10センチ~20センチくらいの姿でちんまりと正座するトリオも可愛かったんだけど、特に三人三様の寝姿に爆笑してしまいました。こだまがハンモックとか、寝袋に埋まってる姿を想像して下さい。
なんてらぶりーなんだああぁぁ!
色がそれぞれ赤青黄という信号三色なのも、地味に笑えるなあ。
そんなトリオの擬人化ミニ漫画「地球着、秘密のキャンディ」にも激しく萌えてしまいました。
個人的にはぜひとも本格的なポス×ナノ(あるいはナノ×ポス…?)編が読みたいとついつい思ってしまったり。。
……んん?
あれ?主人公二人の話に触れてないな。笑
なんといっても、攻めも受けもヘタレていると思います。
ナオは宇宙人の落ちこぼれだし、コウは外見の割りに人が良すぎるほどだし。
だから、ストーリーがぶっ飛んじゃってても安心して読めるのかなぁ。
外見が攻めっぽいコウ君が、成り行きエッチ1回で卵を産んじゃうわけですが、そこここにイラストはあるものの、実際にどんなお子様が生まれたのかは描かれていないので、とても気になります。
そもそも、ナオ君の本当の姿ってどんななの?
脇を固める宇宙人の皆さんがかわいくて、いい味出しています。