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shinnyuukinshi no koi
芸能もの。
ある日俳優の剣崎は朝、目を覚ますと見知らぬ男がいることに気がつきます。しかし自分はその男に全く見に覚えがありません。
しかし彼は次の日、剣崎の付き人になったとまた剣崎の前に現れます。
しかも彼・水谷サチは剣崎のファンだったのです。
とにかくこの受け(サチ)の過去が切なかったです。
赤ん坊のころ段ボールに捨てられてるのを見つけられたサチ。寂しがりやで独りになるのがいやで構ってくれる相手にはものすごく懐きます。それと同時に人からの愛情を受けないところもあって。それはなぜか、サチの幼馴染みの涼が「親にも捨てられた自分は人から愛される価値がないと思ってる」「もっと自分を大事にして欲しい」と言ったときはとても切なかったです。
そのせいでサチはストーカーに脅されて監禁されても助けを求めることなく、結局家にきた剣崎に助けられました。
独りになりたくなくて、寂しくて。誰もいいって言い方はちょっとあれですが、サチは誰よりも愛情に飢えていたのかもしれません。
芸能人ですからやっぱり付き合っていることがマスコミに知られてしまったりと色々波乱はありましたが、受けが成長していく様子を見守っていってほしいと思います。
攻めははなかなかダンディでしたw
エチシーンも丁寧に書いてあってよかったです*
切ないのが好きな人におすすめです♪
主人公の水谷サチくんは、生い立ちが複雑で、愛されたり必要とされたりしたいがために、かえって自分を大切にすることを忘れてしまっているような子です。
剣崎さんはもともとバイのようですが、このなんだか不思議なオーラを持っている“俳優”水谷サチが体の関係コミで気になって仕方が無い。甘やかしてやりたくなる。
お話としては、ほだされラブの王道といったところですが、サッちゃんの背景が複雑な分、せつない感じもあり、諸事情で両思いとなれない頃はもどかしくもあり、一粒で何度かおいしいと思います。
意識的に描き分けられているんだと思うのですが、サッちゃんのぽってりとした唇がやけに色っぽいです。
「寝ても醒めても」に出てきた、Crossの悠の憧れの俳優、剣崎真也が主人公になってます。Crossの二人もちょこちょこ出演して、二人のファンには嬉しいかも。
人気俳優で、引く手数多でどちらかというといつも追われる立場の剣崎が追う立場に。
不幸な過去を持つ受けがちょっと痛いんですけれど、その分余計に保護欲を煽られる感じがします。
過去のせいで自分を大切にしない受け。お互い好きなのに恋人関係は築きたくない。そういう受けの心情を理解するのにちょっと苦労しましたが(剣崎もそうみたいでしたけど)、受けを優しく包んであげるような愛情を注ぐ攻めが男前でカッコよかったです。
こいでさんの作品の中では、今まで読んだ中で一番好きな作品です。
嫌いな芸能界ものだったのですが
こいでさんの作品を読みたくなって購入しました
好きな作家さんではないのですが
暗く重く美しい受けが印象的なイメージがあり
時々読みたくなります
今回の受けも、まさにそのタイプでした。
幼少期を施設で育つ
自分に価値がないと思っており
優しくされた人にはそれを
受けいれる
相手は芸能界のスターなのかな
俳優さん。
芸能界じゃなくても良かったなと
思いました
ストーカー話がさらーと描かれていますが
怖すぎます