条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
秀香穂里さん原作、水名瀬雅良さん作画、のコミック。
内容は、スタイリッシュな広告業界を舞台に、クリエイター同士の火花の散るような恋。それを水名瀬さんの美麗な絵柄で魅せる。
…のですが、やはりどうしても駆け足感が否めない。
ストーリーに対して、コミックとしてのページ数が足りないという事なんでしょうかね…
倉田が激情に駆られて秋野を押さえつける所まではいい。その後の秋野の葛藤もまあ良い。
ただ秋野が倉田に落ちてからはやけに展開が早いですよね。仕事でもう一山トラブルが起きたり結局甘々になったり、予想通りな展開が予想より早く起きてしまったような読後感。
貪欲に仕事で攻める若手コピーライターと守りに入りかけてる敏腕広告マンの、厳しい競争を生き残る「お仕事BL」としての面白さ。
がむしゃらに求めてくる才能きらめく年下の男の甘美さ。
その辺りはゾクゾクしました。
原作の作家さんについてはあまり詳しくないのですが、キャッチから察するにビジネスモノが御得意…なのかしら?
ぶっちゃければ水名瀬さんが作画だったので手に取りました。
カバーデザインからしてドキドキ。ちょっ、それも年下攻だと!年下攻に定評のある水名瀬さんが描くならドキドキだわって不純な動機で読み始めました。
うーん、受攻共ににかなり俺様な性格です。プライドたっかいぞー。
仕事も遊びもやりつくし、情熱を失い気味の広告ディレクターの秋野(受)は、あるCMの仕事で、才能はあるが、生意気な年下のクリエイターの倉田(攻)と仕事をする事になります。
「現状に甘んじていると、いつ誰に追い抜かれるかわからない」
気の抜けた企画会議で倉田の放った一言が、秋野の胸を貫きます。
ちょっと気にしていた事を年下の若造なんぞにチクチク言われてケッ!って憂さ晴らしに飲んでいたトコを叱られ、連れ出され、抱かれてしまう。
………何という急展開!
個人的な感想を言えば、こういう関係の仕事をしているので、作中に登場する「あるある」ネタがかなり楽しめました。確かにキャッチコピー案300とか出したりするし、実際使われるの多くて5個位でももっと良いの閃くかもしれないし。常に情熱と全力を持ってその時のベストの仕事をする攻にちょっとゾクゾクしました。
売れても情熱を失わず、常に最高のレベルのモノを出そうとする人はカッコ良いです。
逆に、巧くいって周りに褒められて天狗になって、ふと燃え尽き症候群みたいにバカらしいって白けてやさぐれる受の気持ちも判ります…。
これって、同業者さん以外が読んだらどんな感想を抱くのかちょっと興味あります。
この話の面白いトコは、恋愛と仕事が同時進行していくトコだと思います。恋愛だけじゃない、仕事もって流れがなんか気持ち良い。ストーリーとして楽しめる。
甘い恋愛要素を求めている人にはちょっと退屈かもしれないけど。
作中に登場する「あなたは私が決める」なキャッチコピーには思わず巧いなぁと唸りました。誰と誰が、需要と供給、そーいうトコもちゃんと表現してありました。
スタイリッシュでカッコ良い男性が仕事に真剣になる、恋愛にも真剣になる、その流れがカッコ良くて絵とストーリーのバランスが絶妙でした。多分、こういう話が好きな人には堪らないだろうな。
水名瀬さんの描くシャワーシーンが大好きなんですけど、垂れ流れる後姿が堪らなかった。貴方ソレ年下にやられたのよってニヤニヤ。やっぱり、この絵柄に弱いんだなぁと再確認しました。
萌と中立の間ってトコでしょうか・・・。
まず絵はキレイです。ソコは見てて楽しい♪
裸の背中とか男臭くてカッコイイし。
キャラもヨカッタです。仕事に慣れて情熱を失いかけた成功者と、才能溢れる生意気で情熱的な年下男。
原作付きにはスゴクよくあるんですケド、とにかく駆け足の印象。
ヤラれんのがソッコーで、気持ち流れて体の関係も「なんで?」って感じ。
脅されてるならわかるんだけどさー。
ストーリーの骨格自体はすごくよくある展開で、攻めが受けを好きな理由も最後に出てきますがまあよくあるパターン。
お仕事部分が面白く読めたけど、肝心の恋愛部分がイマイチです。
もう少し心情がわかればいいなーと思ったので、どっちかというと小説で読みたい話でした。
BLにはまった初期に読んでいた水名瀬さん。懐かしく読み返してのレビューです。とにかく、絵が綺麗なので好きな作家さんです。今回は、秀香穂里さんの原作付きのコミックになります。
仕事も女も飽き飽きな広告デザイナーの秋野が一緒に仕事をすることになったのは、最年少のクリエイターの倉田でした。倉田はなぜか秋野に反抗的で、会議でも衝突することもしばしばです。
そんなある日、友達と飲みに行った先で、羽目をはずしている秋野の前に、倉田が現れて個室に連れて行くのです。そこで仕事のことでぶつかる二人。怒った倉田が秋野を組み敷くのです。
その後も、仕事帰りなどにエッチをする二人。
秋野が断れない理由と、倉田が自分を抱く理由。仕事のできる男同士の恋愛にキュンとなります。
意外と嫉妬深い倉田が顔に似合わず可愛いです。
秋野は、倉田と付き合う内に、情熱を取り戻していくのが良かったです。
ちょっとお話が駆け足な感じもするけど、年上の男が苦悩するのを堪能できます。
最後まで読めば、「あ~それだけ思い続けていたのが爆発しちゃったんなら仕方がないか」とも思えるのですが、結構ガタイのいい秋野が、あまりにも唐突に押し倒され、大した抵抗もせず、やられっぱなしなもんで、「おまえそれでも男か!」って言いたくなっちゃったわけです。
まあ、ピークを経験し、やる気がなくなっていると、どうでもよくなっちゃうんでしょうか?
その後、なんだかんだでやる気を取り戻した秋野が、仕事では生き生きと動き出しますが、倉田との関係は乙女のように不安がいっぱいという状態。
秀さんと水名瀬さんのコンビなので、もちょっとスタイリッシュでガッツリ来るものを期待していましたが、意外とあっさりテイストでした。
年下攻めとか仕事でのぶつかり合いとか結構萌え要素はあるのですが、秀さんの作品を好んで読む人にはちょっと物足りないと感じてしまうかも・・・と言うのがこの作品から受ける印象ですす。
広告業界で仕事をする男たちのラブロマンス(笑)と言うことで恋も仕事もどちらにも視点を当てた内容は秀さんの原作らしい作品だと言う気もしましたが、どうしても以前かかれていた「挑発の15秒」という作品とダブってしまうんですよね。
あれも内容が広告業界で年下攻めで、年下の彼が最初は結構強引と言うか、高飛車ないけ好かない野郎だったので仕事二人の仕事自体はかぶっていなくてもどことなく似ていて、登場人物の名前は違うのですが、最初は一瞬続きを漫画で?なんて思ってしまったりもしました。
原作は秀香穂里さんというのも読んでいてうなずけるし、水名瀬雅良さんの絵がつくことで動きもでて確かに素敵なんだけれど、何か後一つ物足りない・・・そんな気持ちもする漫画でした(*u_u)
作画の水名瀬雅良さんが大好きで読んだ作品ですが、私にとっての萌え要素があと一歩足らない気がして、評価は中立ということにしました。
プライドが高いはずなのに、年下の生意気な部下にいいように抱かれている秋野がツンデレだったら萌評価だったのになぁ、という感じです(ツンだけでもいいのですが)。
まあ、そんな設定の作品は他にたくさんあるのでしょうが、秋野が恋愛に関しては心情的にネガティブな乙女な所が、キャリアでバリバリやってきた男としての秋野とどうも重ならないように思えます。
水名瀬さんの絵はとっても好きなので、ずっと手元に置いておくような気はしますが、ストーリーとしては物足りない気がします。
うーむ年下の男(攻め)が、年上の先輩(受け)に反抗的なところから話が進むんですが…。
なんか微妙でしたね。
最年少のクリエーターで天才肌 倉田。
すべてに情熱を失っていた広告ディレクター 秋野。
内容もしっくりとこなく、また作画が私には受け付けられなく微妙に萎えてしまいましたw(苦笑
鼻の形が大きいのと目が死んでるようで、なんかイマイチでした。『作画重視』の私には微妙という感想ですね。
それに倉田がむりやりでも反抗することなく行為に及んでしまったので、もうちょっと反抗しても?と思いました。
とにかく『内容重視』の人でも微妙と思われると思います(-ω-`)