一先ずの幕
辻原萌香さんの描く先生二人と生徒一人の恋の混戦
(第1作;VOL.3掲載、第2作;VOL.5掲載)がきちんと
幕引きになったり、ガブリエル嬢太郎&ラファエル浄助の
お二方が予告も無しにガブ&ラフィと改名したりと言う
波乱を含みつつ、「純一」の看板は下ろされる事となりました。
通して読んでみると雑誌からアンソロジー化されたと言うのは
余り良い選択肢ではなかったのではないか、と感じます。
統一感に縛られる余り、飛び抜けた作品が生まれる余地が
制限されてしまった様な印象を受けてしまうのです。