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「LOVE SONGを聞きながら」が10ページですが描き下ろしで追加されているので、文庫版での購入をオススメします。
半ズボンが似合うサッカー少年だった攻めが、大人に成長する迄を見守るようなBLです。
受けの身長が大きくて攻めが低いという身長差や、攻めの成長を楽しみたい方にオススメです。
CRAPCLIPSギター・堀江達也(14~)ヤンチャワンコ年下攻め×VAIRAボーカル・裕里(21~)長髪天然誘い受け
達也が10歳のときに、7歳年上の美人な祐里と出会った。
美人で天然な祐里がその時から好きだけど、14歳の達也の事はまだまだ子供扱いで。
いつか告白しようと思っていたのに、寝ている祐里の口から自分以外の男の名前を聞いてしまう。
更に5年間も片思いしていて、男の事が好きだと祐里から告白されて。
身体は小さいながら、とにかく達也が男前です!
自分以外の男を好きな祐里の為に自分の身を張ってライバルの男をかばったりと、男らしさが光ります。
それでいて、祐里と達也の身長差がかなりあって、受けの祐里にお姫様抱っこされてしまったりとか、攻めながら可愛くもあります。
成長するにつれて2人の身長差が縮むのが残念でもありましたが、作中で確実に成長していく達也の姿に見応えがありました。
受けの祐里の性格が変わっていて、二重人格のような二面性を持っています。
普段は天然で抜けている美人さんでありながら、それでいて攻め属性です。
ユーリの時は性格がキツくてSっぽいので攻めかと思いきや誘い受けで、性格と属性のギャップに驚きました。
自分が子供である事に悩みながら裕里愛で突き進む達也の熱情と真っ直ぐさが、眩しかったです。
身長も伸びてすらっとした体格になって大人の裕里を包み込む姿に成長を感じながらも、いっぱいいっぱいで頑張っていたあの頃が懐かしかったりも。
片方だけではなく、裕里も達也を必要とする姿がよかったです。
裕里と共にいたいから芸能界デビューを目指して、サッカーからギターへの転身。
世の中、そんなにトントン拍子に言ってしまっていいのかと、達也にもっと苦労して成功して欲しかったです。
それに対して、ずっとトップを走っていた裕里の不調や達也へのジレンマや葛藤がたっぷりと描かれていて、裕里側には説得力がありました。
それだけに、達也が夢みた夢があっさりとかなってしまったのは、少し物足りなかったです。
可愛い男の子だった攻めがカッコイイ男になるまでを味わえる貴重な作品だと思います。業界物好きなのですが、その点でも満足出来ました。
LOVE SONGを聴きながら
ユニットを組んでの初レコーディング話です。
すっかり男らしくなってしまった達也のまだまだ可愛い所が見られて、ほのぼのしました。