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草間さかえのピンナップがオススメのメロメロ第3号。
今号は岡田屋鉄蔵「タンゴの男」が巻頭なのだが、冒頭作品らしく素晴らしい出来栄えの回だった。
ヒロの誰にも愛されなかった辛い過去、またそれらを喉奥に詰め込んで懸命に生きてきた現在までのこと。
そしてそれを丸ごと受け止めてくれるアンジー。
父性と母性が同居しているようなアンジーに宥められながら、眠ってしまうヒロにはきっと涙してしまうと思う。
今回はいわゆる濡れ場はないのだが、作者自身が流れ的に不必要だと思えば、無理に毎回そういったシーンを入れることはしない、と仰っていたのが印象的だった。
1話に入るエッチの数までもが決められている作品が多い中、こういったポリシーを持って描き続けられる人(描かせる編集側も)は、大変貴重だと思った。
岡田屋さん、本当に注目すべき作家である。
また語シスコ「超天国<ドヘヴン>」はあのメタボデブでオタクのオサムと、超絶ワガママモデルの颯也のデコボコカップリング。
このシリーズは非常にお気に入りだったので、続編が読めて嬉しかった!
いやあ・・・本当にオサムっていい奴。
不細工だけど。
その他にも中村明日美子「ダブルミンツ」や、えすとえむ「愚か者は赤を嫌う」、姫加戸りか「エロチックジェルマニア姫」など、とにかく個性派が多すぎる。
なので微妙にヤマシタトモコが薄く見えた。
「イルミナシオン」は確か最終回だったが・・・・・・印象があまりない。
そういう意味では宮本佳野「BOY NEXT DOOR」も記憶に薄い。
多分それは作品として完璧で鮮麗され過ぎているからなのかもしれないな、などと思ってみたりした。
だって他が自由過ぎるから(笑)
ちなみに・・・・・・えすとえむ「愚か者は赤を嫌う」は、やはり最後までよく分からなかった( ´・ω・`)
それは私の頭では噛み砕けない独特の世界観であったが、これを感じ取れる方は勿論たくさんいらっしゃると思う。
感想はそれらの方たちに託したいと。