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解毒薬は私の舌技と指先、そして愛だよ…
shiinakyouju no ijo na aijo
ギャグです。
留年するか、椎名教授の実験の手伝いをするかを迫られ、椎名教授の手伝いをすることになった苦学生葉山くんが、天才教授の作った新薬のドジっ子になる薬というベタなネーミングの薬のせいで、ベタな恋愛シチュを引き起こします。
時々真剣な変態椎名教授と、徐々に教授に惹かれてく葉山くんのカップル(?)が薬のせいで引き起こす騒動に巻き込まれますが、巻き込まれてる被害者は葉山くんだけな感じ。ギャグなのに、時々挟まれるシリアスがいい味してます。とにかくテンポがいいので、楽しく読めちゃいます。
1巻がなかなか見つからず、探すのに苦労しました。
表紙やタイトル的にえろいのかなと思いきや、まさかのギャグ満載w
葉山くんのツッコミが毎回私のツボをついてきて気付いたら声に出して笑ってました(怪しい)。
ここまでアタックされると大抵流されてH…って展開になるかと思うんですが、そうはいかないのがこの葉山くん(笑)
いくらヤられそうになってもここまで必死に抵抗すると清々しい気がするのは私だけ…?
椎名先生も可哀想な気もしますが何せポジティブでめげないもんだから…笑
絵柄はとても可愛らしくて私好みでした。
椎名先生のつくる変な薬の所為で猫耳が生えちゃったのも良かったです。
2巻目を読むにあたり、読み直しました。
たしか、最初に読んだ時は、「絵は好きだけどいまひとつ面白さに欠ける」と思っていたのですが、今回はなんだかソコソコ面白かったです。
天才(変人)教授・椎名に一目惚れされ、目を付けられてしまったのが運のツキ、苦学生・葉山くんの受難の日々が始まります。
ヘンな薬「モノスゴイホレヤスーイ」を口移しで飲まされてしまった葉山くんは、ドジっ子体質になってしまったため、恋愛コメディでお約束のさまざまなドジを踏むようになります。
そのたび、椎名教授から猛烈なアタックを受け(セクハラとも言う)、もしかしてほだされてきちゃった?感のある葉山くんなのでした。
猫耳尻尾が生えちゃったり、教授の双子の弟が登場したり、唯一普通の人だと思っていた三木先生が実はグルだったり・・・
じっくり読むよりテンポ良く読み飛ばした方が、コントを見ているみたいで面白いのかもしれません。
表題シリーズはボーイズラブと言う枠があるからこそ
成立するラブコメディです。男女ものに置き換えても
成立するのかなと評者は脳内で試みてみましたが
無理でした。余りにもボーイズラブと言う枠組に頼り
過ぎな感が強いです。
同時収録作二篇はいずれも表題作シリーズとは
逆にメガネ受け。こちらもテンプレ依存気味では
あるのですが、振興のテンポが速い為か割に安定した
読後感が味わえます。