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irootoko
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
みんなぐるぐるしてました。迷って進んで立ち止まってまた迷って後退して。そんななかで、それぞれの真の感情が浮き彫りになっていく。
前の巻までは、これだけ兄弟が強く結びついてしまってたら、さすがに引き剥がせないんじゃ?って思う場面もあったんですが、
この巻を読み進むうちに、ああもうダメだなァと思えてきました。
なにがどうダメってわけじゃないんだけど、互いを不幸にし、淀んだ場所に堕ちていくだけの関係になってしまいそうだなって。
対して、この兄弟二人の相手役となる五道も岩吾も明るい。クセがあって、付き合ったら色んな意味で苦労が耐えないだろうなとは思うんですが、それでも少なくとも明るいんですよ。
色恋の面では焦れったいけど、ストーリーは緩急があって飽きさせないです。
面白いです。
蘇芳と五道、丁子と岩吾、クリスマスを一時の逢瀬にしたのですが、それが裏目に出てしまい、結局また距離をあけてしまうことになります。
受け様2人が攻め様を忘れようと懸命に努力しているのが切ない。
邪魔者の攻め様達がいなくなって、家族円満に見える石川家ですが、紅丸に加え今度は三男の藍、下女のカヨも加わって、なんとかもう一度蘇芳と丁子の気を外に向けようと画策します。
そしてとうとう、攻め様達が動きます!
この攻め様2人は自分から動くのは難しいな~と思っていたので、この展開にはワクワクしました。
脇キャラも中々存在感があって、見ていて楽しいです。
第4巻は、岩伍と丁子のクリスマスデートから始まります。
ロマンチックなクリスマスデートにふんわりした気分のまま、岩を尋ねた丁子は、岩が他の女とキスしているのを見てしまいます。
一方、蘇芳は、ようやく決心を固めて、五道のいる教会へと行ったのですが、、、
血の宿命を断ち切り、丁子と蘇芳を引き離すため、周りは何とかして岩と丁子、五道と蘇芳をくっつけようとするのですが、、、
岩の元には、九州の施設で一緒に育ったと言う、白竜と真青が登場
アメリカに一緒に行こうと誘ってきます
蘇芳も丁子も、それぞれの気持ちは五道と岩伍に向かっているのですが、お互いに引くに引けません
さて、この結末は 5巻までおあずけ
全体的に、恋な話が動き出しましたね。面白くなってきた。
これまで、血の因果とか、親がどうだとか。報われない恋だとかいろいろ複雑にからんできましたが、いいかげんすっきりして欲しい。ハッピーがみたいぜわしは。
煙管で起こる蘇芳。気持ちはわからなくもない。
が、しょっぱな、赤鬼にプレゼントしたパンツと同じ柄に見えてちょっとおかしかった(笑
赤鬼さんも、なんらだいぶほぐれてきたのでこのまま押し倒してしまえばいいと思う。
個人的な意見としてはです。
落ちそうでちょっと先が楽しみww
おいて、
丁子。ちょっとここは複雑ですね。
兄ちゃんを・・という気持ちもあり気ですが、黒鬼に惹かれているのも本能。
他の女と戯れている姿をみて、泣いている姿がすごく切なくてもらい泣き。
表面上、兄ちゃん・・いってるものの、結構黒鬼のほうに本能はきてるんじゃないかなと読んでるんですが・・・いかがなものか。
もうすこし・・・もうすこし・・・
ちょっとロマンチックな岩吾と丁子のクリスマスデートから始まります。
蘇芳は、五道に着物をプレゼントしようと迷いに迷って教会へ赴き、あ、ひょっとしていい感じになるんだろうか?と思いきや!
五道はキセルをプレゼントした為に蘇芳が怒り、決別。
その後、丁子は岩吾が年齢を自分には嘘をついていたことを知り傷つき、月賦の身体支払も終了し、この兄弟と五道、岩吾の関係は終わってしまったように見えたのですが・・・
蘇芳も丁子もこのままじゃいけないと思って、互いに恋人を求めていたはずなのに、それが些細なことで裏切られた形になって、また兄弟の関係にひきこもろうとしてしまう。
それを打破していくのが五道であり、
岩吾の昔の馴染みの白龍が上京してアメリカに行こうと誘った事から、
この4人の関係がやっと動き出すのです。
岩吾はまだ行動的な男だからいいのですが、五道が退役後に神父になるだの言ってたからこのままじゃぁ~!!って焦れてたんですが
オネエキャラのフローレンス神父の進言で動きだすあたり、誰かが背中押してくれないと動けないって、どんだけヘタレなんだよ、ともうっ!
でも、恋文なんか書いちゃって、カワイイじゃないですかw
さあ、あとどうやって決着がつくか、そして五道と蘇芳がやっと?
5巻へ続きますw