あらすじ
エマスト公爵家の公子ハイレンは、十歳にして衝撃的な事実を知る。
彼は公爵家の血筋ではなく、実母によって本物の公子ガイルロントとすり替えられていたのだ──。
以来、彼は激しい憎悪に囚われガイルロントを排除しようとするが、真実を隠そうと足掻くほど破滅へと転落していく。
死の間際、醜い劣等感を認めた彼は後悔の中で息絶える。
しかし目を開くと、彼が十歳だった頃に時が巻き戻っていた。
再び得た時間で憎しみと執着を捨て、公子の座さえ手放して新たな人生を歩むと誓うが……。
真の公子・ガイルロント✕偽りの公子ハイレンが織りなす愛憎劇。