天にとどく樹(4) ゆく道のすべてに

天にとどく樹(4) ゆく道のすべてに
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
18
評価数
4
平均
4.5 / 5
神率
75%
著者
吉田珠姫 

作家さんの新作発表
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イラスト
のやま雪 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
シリーズ
天にとどく樹
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784877249229

あらすじ

善臣と心も身体もつながりあい、幸彦はとても幸せな気分でいた。何のとりえも無い自分を、「GNOSIS」のドラマーとしてみんなが認めてくれ、何より善臣が自分のことを好きだと言ってくれる。しかし、いざ善臣に「ずっと一緒にいて。俺と結婚して」と言われると、俺なんかでいいのかと思ったり、うれしかったり、色んな気持ちがぐるぐるしてしまって――。どうしたらいいのか分からなくなり答えが出せない幸彦に…。
―――――天にとどく樹シリーズ4
出版社より

表題作天にとどく樹(4) ゆく道のすべてに

ギタリスト
ドラマー

その他の収録作品

  • 太陽(THE SUN)
  • 花になりたい
  • Jealovsy
  • ゆく道のすべてに
  • 前へ――
  • わたし祈ってます―河本信哉・愛の献身
  • あとがき(吉田珠姫)
  • あとがき(のやま雪)
  • 太陽(THE SUN)
  • 花になりたい
  • Jealovsy
  • ゆく道のすべてに
  • 前へ――
  • わたし祈ってます―河本信哉・愛の献身
  • あとがき(吉田珠姫)
  • あとがき(のやま雪)

レビュー投稿数1

ようやく結婚式までたどり着きました・・・。

ここでも善臣と幸彦交互に話が丁寧に綴られていきます。

善臣の幸彦に対する不器用な程の溢れる思い。
好きだ、大切にしたい、怖がらせたくない、ゆきを傷つけるものから守りたい、ゆきの思いを叶えてあげたい。
胸の中に溢あむれているけど、同じくらい暗い思いも抱え悩む善臣。

幸彦も善臣のことが大好きで、だからこそ自分のせいで善臣に負担をかけさせたくないし、本当に彼にとって一番いい形になるようにしてあげたい。

お互いがお互いのことを強く思うがゆえに、すれ違い嫉妬する心が新たな展開を生む。
お互いこれだけ思い合っているのに何故に安定しないんだと、じりじりする話が一人称ならではの見せ方で、痛いほどに効果的に伝わってくる。

んもー!ボーヤの河本が最後笑わせてくれて、ますますお得な一冊になってます。

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