勇者に捨てられた魔法使い、隣国王子と魔王の子育て始めました

Yuusha ni Suterareta Mahoutsukai, Ringoku Ouji to Maou no Kosodate Hajimemashita

勇者に捨てられた魔法使い、隣国王子と魔王の子育て始めました
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%
著者
はなのみやこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
鈴倉温 
媒体
小説
出版社
コスミック出版
レーベル
セシル文庫
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784774767116

あらすじ

魔王の生まれ変わりを育てる魔法使いを追いかけて来たのは隣国の王子!?

孤独な魔法使いフィオは勇者パーティーにスカウトされ、魔王を見事討伐した。
恋人の勇者からのプロポーズを期待した祝賀会の夜、待っていたのは「別れてくれ」の無情の 言葉だった。
しかも王女と結婚すると!

 失意のフィオを追いかけて来たのは旅の仲間でもある隣国の王子アンリ。
魔王の生まれ変わりを育てるため、偽装結婚までするはめ になったフィオは幸せを手にすることが出来るのか!?

表題作勇者に捨てられた魔法使い、隣国王子と魔王の子育て始めました

勇者パーティーの仲間の魔法騎士、隣国シュトラント王国の第三王子
エルデ王国の魔法使い、23歳〜

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数1

追っかけツンデレ隣国王子、魔法使いを囲い込み!

タイトルがあらすじをほぼ説明してくれている、
ほのぼの(時々シリアス)子連れ(転生魔王)ファンタジーです。

魔王の生まれ変わり・リエトが可愛いなあ〜と
なごなごしつつ。
なぜか三人(!)からモテモテの受け・
フィオやツンデレ王子攻め・アンリについては、
もうひとつ何かどかん!とインパクトある
魅力も欲しかったかな…?

感覚的には「萌2」と「萌」の中間あたり
なのですが、リエトの「母(父?)を守る!」
という健気な可愛らしさと、鈴倉温先生による
イラストにぐっ!⤴︎と上がった部分があったため、「萌2」とさせていただきました☺︎

パーティーで魔王を倒したところからお話が始まり…
という始まりは、ちょっと某アニメを彷彿とさせるような。

主人公は魔法使いのフィオ(受)。
孤独だった彼は勇者パーティーに
スカウトされ、魔王を見事討伐した後、
恋人である勇者ルークからのプロポーズを
胸高鳴らせて待っていました。

ところが、勇者ルークから告げられたのは
なんとプロポーズではなく別れの言葉!!

あっさり振られてしまったフィオは茫然自失、
しかしそこに旅の間厳しい言葉をかけ続けてきた
隣国の王子でパーティー仲間のアンリ(攻)が現れ、
自分の国へ来い、と声をかけてきてー

と始まる、子連れファンタジーです。

「子連れ」といってもフィオの実子ではなく、
討伐した魔王の生まれ変わりの子、というのが面白い!
教会に捨て置かれていた魔王の生まれ変わり・リエトを、
ひょんなことからフィオが引き受け育てることになるのです。

序盤、アンリがフィオに「俺の国へ来い!」と言ってから
二人は共にアンリの国へと赴きー

という展開になるのかと思いきや、
なんと場面も時間も飛んで
一年後に再会という流れにはびっくり。

そこで初めてフィオが子育てしていることを知った
アンリもびっくりしただろうなあ(*´艸`)w

転生した魔王の子を育てるなんて危険だ、
今すぐ国へ届け出るべきだ、と主張するアンリ。

読んでいる私も「そうだよね…」と思ったけれど、
実は魔王討伐の際、フィオは魔王の悲しい記憶を感じ取っていたのですね。

転生した赤ん坊リエトに罪はない、
愛を注いで育てれば、悪に堕ちるのを防ぐことができるー
とリエトを庇うフィオの情の深さに、彼に惚れてるアンリは心動かされたんだろうな。

そんなフィオの愛情に応えるように、
フィオのピンチに大泣きしてママ(/パパ)を
守ろうとしたリエト、偉いっ!!
(けれどここでの大泣きが魔王の力を発動させ、
新たなピンチを招いてしまうのですが;)

序盤はアンリ×フィオ&リエトの同居生活が描かれ、
やがてリエトが魔王の子だとバレて追っ手に追われ、
3人でアンリの国・シュトラント王国への逃亡を目指すー

という物語の流れの中で、
フィオが時折思い出す魔王討伐時の思い出、
そこから伝わるツンデレ王子アンリの不器用な優しさに
心が和みます(*´˘`*)

フィオのピンチや怪我した際には真っ先に駆けつけ、
怒ったり叱ったりしていたんですね。(←心配のあまり)

パーティーを組んでいた時には好意が全然伝わっていなくて
気の毒でしたが(フィオは勇者ルークに夢中だったので...)、
思い返せば常にアンリに”特別扱い”されていたことに気付き、
優しさに気付いて絆されてゆくフィオ。

共に国へ逃げるなら身分が必要だからー
とか上手いこと言ってちゃっかり結婚、
意外にも教会的な場所で(パーティー仲間の魔法により)
挙式までしちゃう惚れっぷり・囲い込みっぷり&
ロマンチストさには、ニヤニヤしてしまった〜〜(。-∀-)♡


で、なんとか無事にアンリの国まで辿り着きー
というところからの展開は、ちょっと色々びっくりもしたかな…?

まずアンリの両親である国王・王妃が、
フィオをすんなり受け入れてるところ。
アンリの「結婚できないなら…」という脅しのような連絡があったとはいえ、
魔王の子を連れた息子の婚約者、平民の男を
そうも簡単に受け入れられるのかなあ、と思ったり。

また、その後のまさかの”あの二人”からの執拗な求愛にも驚き!!
一難去ってまた一難…な展開は意外でした。

健気で可愛く、意外と男気を見せるフィオは
好感の持てるキャラではあるけれど、
3人の男に求愛されるほどなのかな…?

彼の「人を惹きつけてやまない魅力」については
物語の中でより深く見たかったな、と思ったりもしました。


と、なんだかレビュー終盤に辛口になってしまったのですが;

生まれ変わった魔王の記憶が、
フィオとアンリによる「優しい愛」に
包まれたものになり、その結果…
という安心のハッピーエンド、大団円には大満足◎

で、まさかの「第二子」の可能性があるの!?
というラストに驚いた!(結構、何度も驚いてる)

アンリの執着愛の行く末、
新たな子、爆誕!!というところまで見てみたいです(*´艸`)

追っかけツンデレ王子の囲い込み愛は、見事に成功!✨
想いが実を結び、満足げなアンリの様子に
思わずニヤリとしてしまう、可愛らしいファンタジーでした(◍°꒳ °◍)



===
追記:
作品評価には反映していませんが、誤字脱字がちょこちょこあって、気になってしまったかな。。

(誤)関しては、そのことに感謝してもしきれない。
(正)そのことに関しては、感謝してもしきれない。

などなど、あれ?と思った部分がちらほらありました;
(「躱す」が「交わす」になっているetc)

2

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