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Yuusha ni Suterareta Mahoutsukai, Ringoku Ouji to Maou no Kosodate Hajimemashita

タイトルがあらすじをほぼ説明してくれている、
ほのぼの(時々シリアス)子連れ(転生魔王)ファンタジーです。
魔王の生まれ変わり・リエトが可愛いなあ〜と
なごなごしつつ。
なぜか三人(!)からモテモテの受け・
フィオやツンデレ王子攻め・アンリについては、
もうひとつ何かどかん!とインパクトある
魅力も欲しかったかな…?
感覚的には「萌2」と「萌」の中間あたり
なのですが、リエトの「母(父?)を守る!」
という健気な可愛らしさと、鈴倉温先生による
イラストにぐっ!⤴︎と上がった部分があったため、「萌2」とさせていただきました☺︎
パーティーで魔王を倒したところからお話が始まり…
という始まりは、ちょっと某アニメを彷彿とさせるような。
主人公は魔法使いのフィオ(受)。
孤独だった彼は勇者パーティーに
スカウトされ、魔王を見事討伐した後、
恋人である勇者ルークからのプロポーズを
胸高鳴らせて待っていました。
ところが、勇者ルークから告げられたのは
なんとプロポーズではなく別れの言葉!!
あっさり振られてしまったフィオは茫然自失、
しかしそこに旅の間厳しい言葉をかけ続けてきた
隣国の王子でパーティー仲間のアンリ(攻)が現れ、
自分の国へ来い、と声をかけてきてー
と始まる、子連れファンタジーです。
「子連れ」といってもフィオの実子ではなく、
討伐した魔王の生まれ変わりの子、というのが面白い!
教会に捨て置かれていた魔王の生まれ変わり・リエトを、
ひょんなことからフィオが引き受け育てることになるのです。
序盤、アンリがフィオに「俺の国へ来い!」と言ってから
二人は共にアンリの国へと赴きー
という展開になるのかと思いきや、
なんと場面も時間も飛んで
一年後に再会という流れにはびっくり。
そこで初めてフィオが子育てしていることを知った
アンリもびっくりしただろうなあ(*´艸`)w
転生した魔王の子を育てるなんて危険だ、
今すぐ国へ届け出るべきだ、と主張するアンリ。
読んでいる私も「そうだよね…」と思ったけれど、
実は魔王討伐の際、フィオは魔王の悲しい記憶を感じ取っていたのですね。
転生した赤ん坊リエトに罪はない、
愛を注いで育てれば、悪に堕ちるのを防ぐことができるー
とリエトを庇うフィオの情の深さに、彼に惚れてるアンリは心動かされたんだろうな。
そんなフィオの愛情に応えるように、
フィオのピンチに大泣きしてママ(/パパ)を
守ろうとしたリエト、偉いっ!!
(けれどここでの大泣きが魔王の力を発動させ、
新たなピンチを招いてしまうのですが;)
序盤はアンリ×フィオ&リエトの同居生活が描かれ、
やがてリエトが魔王の子だとバレて追っ手に追われ、
3人でアンリの国・シュトラント王国への逃亡を目指すー
という物語の流れの中で、
フィオが時折思い出す魔王討伐時の思い出、
そこから伝わるツンデレ王子アンリの不器用な優しさに
心が和みます(*´˘`*)
フィオのピンチや怪我した際には真っ先に駆けつけ、
怒ったり叱ったりしていたんですね。(←心配のあまり)
パーティーを組んでいた時には好意が全然伝わっていなくて
気の毒でしたが(フィオは勇者ルークに夢中だったので...)、
思い返せば常にアンリに”特別扱い”されていたことに気付き、
優しさに気付いて絆されてゆくフィオ。
共に国へ逃げるなら身分が必要だからー
とか上手いこと言ってちゃっかり結婚、
意外にも教会的な場所で(パーティー仲間の魔法により)
挙式までしちゃう惚れっぷり・囲い込みっぷり&
ロマンチストさには、ニヤニヤしてしまった〜〜(。-∀-)♡
で、なんとか無事にアンリの国まで辿り着きー
というところからの展開は、ちょっと色々びっくりもしたかな…?
まずアンリの両親である国王・王妃が、
フィオをすんなり受け入れてるところ。
アンリの「結婚できないなら…」という脅しのような連絡があったとはいえ、
魔王の子を連れた息子の婚約者、平民の男を
そうも簡単に受け入れられるのかなあ、と思ったり。
また、その後のまさかの”あの二人”からの執拗な求愛にも驚き!!
一難去ってまた一難…な展開は意外でした。
健気で可愛く、意外と男気を見せるフィオは
好感の持てるキャラではあるけれど、
3人の男に求愛されるほどなのかな…?
彼の「人を惹きつけてやまない魅力」については
物語の中でより深く見たかったな、と思ったりもしました。
と、なんだかレビュー終盤に辛口になってしまったのですが;
生まれ変わった魔王の記憶が、
フィオとアンリによる「優しい愛」に
包まれたものになり、その結果…
という安心のハッピーエンド、大団円には大満足◎
で、まさかの「第二子」の可能性があるの!?
というラストに驚いた!(結構、何度も驚いてる)
アンリの執着愛の行く末、
新たな子、爆誕!!というところまで見てみたいです(*´艸`)
追っかけツンデレ王子の囲い込み愛は、見事に成功!✨
想いが実を結び、満足げなアンリの様子に
思わずニヤリとしてしまう、可愛らしいファンタジーでした(◍°꒳ °◍)
===
追記:
作品評価には反映していませんが、誤字脱字がちょこちょこあって、気になってしまったかな。。
(誤)関しては、そのことに感謝してもしきれない。
(正)そのことに関しては、感謝してもしきれない。
などなど、あれ?と思った部分がちらほらありました;
(「躱す」が「交わす」になっているetc)